「西日本新聞」や「西日本スポーツ」を発行する新聞社です。九州内はもちろん国内や海外にも多数支局を設置し、日本のニュースや世界の動向など幅広い情報を伝える紙面をつくっています。
西日本新聞社は1877年創刊の筑紫新聞から続く歴史ある新聞社です。「西南戦争」の報道が始まりでした。以来140年以上も続く報道の精神は、後世に伝えたい大切な財産。しかし近年急速に進む「情報のデジタル化」にも果敢に挑戦しています。インクの匂いがする紙の新聞を毎朝お配りしてきた新聞社が、どんな役割を果たせるのか。とくに、私たち地域の新聞社が、地域の豊かな暮らしや文化の向上のために何ができるのかを考えてきました。「確かな視点で信頼できる情報を選択し、人々に伝える」というアクションは、紙でもデジタルでも同じ。私たちは、確かな取材をもとにより愛され、より親しまれる「総合メディア企業」を目指していきます。
本社のある福岡市をはじめ九州各地に約60カ所の取材拠点があり、地域に根差した取材で人と人、地域と地域をつなぐ情報を発信しています。東京の政治・経済の中枢にも担当記者を置き、全国ニュースであっても「九州目線」を意識した取材を心掛けています。発行エリアは九州全域。県紙でもなく全国紙でもないブロック紙として、九州の地域づくりの先頭に立つことを企業理念としています。
「やりたい」と声を上げれば周囲が受け止め形にしようとする自由な社風です。社員一人ひとりの個性を生かし、よりよい新聞づくりをするため日々励んでいます。
事業内容 | ◆「西日本新聞」、「西日本スポーツ」の発行
◆経済電子版「qBiz」の発行 |
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設立 | 1877年 西日本新聞の源流・筑紫新聞刊行 |
資本金 | 3億6,000万円 |
従業員数 | 718名※2018年4月現在 |
売上高 | 225億3,300万円(2017年3月期) |
代表者 | 代表取締役社長 柴田 建哉 |
事業所 | 【本社】
〒810-8721 福岡県福岡市中央区天神1-4-1 【北九州本社】 〒802-0005 福岡県北九州市小倉北区堺町1-2-16 十八銀行第一生命共同ビル 【各事業所】 支社/東京、大阪 海外支局/ワシントン、中国総局(北京)、ソウル、バンコク 本社直轄支局/福岡東、福岡西、粕屋、筑紫、宗像、糸島、朝倉 総局・支局 福岡県内:北九州本社(5支局)、筑豊総局(2支局)、久留米総局(6支局) 佐賀県内:佐賀総局(6支局) 長崎県内:長崎総局(9支局・通信部) 熊本県内:熊本総局(6支局・通信部) 大分県内:大分総局(6支局・通信部) 鹿児島県内:鹿児島支局(1通信部) 宮崎県内:宮崎支局 |
沿革 | 1877年 西日本新聞の源流・筑紫新聞刊行
1880年 4月 福岡日日新聞を設立 1916年 九州学生武道大会開催。金鷲旗、玉竜旗のルーツ 1918年 第3回九州陸上大運動会でリレーレース導入。九州一周駅伝のルーツ 1942年 福岡日日新聞と九州日報が合併。「西日本新聞」となる 1949年 プロ野球球団「西日本パイレーツ」発足 1950年 西日本新聞、中部日本新聞、北海道新聞の新聞三社連合が発足 1951年 西日本パイレーツがパ・リーグの西鉄クリッパーズと合併。「西鉄ライオンズ」誕生 1955年 西日本スポーツを創刊 1975年 本社が入る「西日本新聞会館」が完成 1996年 新製作システムスタート。取材部門のDWS、編集組版端末のNWSを順次導入。本社ホームページ開設。電子メディア化による「世界に通じるブロック紙」へ 1997年 本社が入る「西日本新聞会館」隣接地に再開発ビル「エルガーラ」が完成 1998年 新聞編集製作システム「新CTS」が98年度新聞協会賞技術部門を受賞 2000年 1月に台北支局を開設。8月に本社内に国際部を設置、アジア報道を強化 2002年 3月、韓国・釜山日報と記者交換制度がスタート。 2006年 水俣病公式確認50年のシリーズ報道で06年度新聞協会賞を受賞 2012年 経済情報に特化した有料デジタルメディア「西日本新聞経済電子版」(qBiz=キュービズ)を創刊 2013年 西日本スポーツの主要紙面を電子化し九州域内にも販売する「西スポプラス」を創刊 2017年 「博多金塊事件と捜査情報漏えいスクープ」で新聞協会賞受賞 キャンペーン報道「新 移民時代」で、第17回「石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞」草の根民主主義部門の大賞 |
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