業種 |
商社(総合)
商社(建材・エクステリア)/商社(石油製品)/商社(事務機器・OA関連)/ソフトウェア |
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本社 |
東京、福井
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残り採用予定数 |
5名(更新日:2020/06/30)
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「実は内定出るまで、何やってる会社かよくわからなかったんです。ただ、人に惚れた。それが入社動機です」2010年に新卒入社した中川賢士に、入社動機を聞いた時の最初の一言。大阪出身で大学は京都。就職も大阪を中心に探した。「特に商社志望でもなかった」と振り返る。「たまたま私が空いている日に説明会を開催している会社があったので参加したのがきっかけです」それが三谷商事だった。業務内容はほとんど覚えていないが、印象に残ったのが社員の姿だった。「他社と比べても生き生きしてたというか、エネルギッシュ。あんなに楽しそうな社会人は見たことがなかったんです。そこに魅力を感じて入社を決めました」しかし、入社後は怒涛の日々が待ち構えていた。石油を元売メーカーから仕入れて各種工場やガソリンスタンドなどのお客様へ供給する、「エネルギー部門」へ配属された。新人研修を受講後、「九州石油部鹿児島営業所」の配属辞令が通達された。当時、鹿児島にはオフィスはない。グループ企業の隅っこに間借りしながら、仕事に使うデスク探しから始めた。もちろん、既存顧客はゼロ。
手とり足とり教えられるのではなく、三谷商事には「まず、やってみろ」がしっくり合います。入社一か月足らずでITが何たるかも知らぬまま、先輩の顧客を引き継いだ。専門用語どころか会話を丸ごとメモして持ち帰り、深夜まで調べた日々から6年後の2013年末の事。家族のため東京勤務から郷里への異動を願い出た山本に待っていたのは、「レストラン部・副部長」への抜擢だった。「何とかなる」というのが三谷商事の信条。「私も含め、楽観的で、アドリブに強いんです。でもあまりにも畑が違いすぎて愕然としました。バンジージャンプで真っ逆さまに飛びおりる、そんな感じでした」レストラン部は、北陸自動車道・南条サービスエリアのレストラン・フードコート・土産ショップを取り仕切る施設運営がミッション。異動当時は、2014年7月に向けたリニューアルの真っ最中。まったく新しく生まれ変わる施設として、立ち上げに大わらわだった。「一介の会社員の身で、国土交通省のプロジェクトに携わるなんて、なかなか経験できないことです。フードコートに設置する看板もこの手で作りました」
「最初にお世話になった先輩は『パーフェクト』としか表現できないような方でした。何よりもお客様からの信頼が絶大でしたね」入社当初をそう振り返るのは、建材事業部北関東第一支店の浅野太祐。この時は先輩がお客様からの信頼をどのように獲得してきたのか、見当もつかなかった。三谷商事は、セメントや生コンクリートの販売で日本一の商社である。これらの商材はJIS規格が定められており、商品自体での差別化はできない。もちろん金額も重要だが、安価なだけではお客様からの信頼にはつながらない上、限界がある。では、営業としての“腕の見せどころ”はどこにあるのだろうか。「他社が断るような案件を引き受け、しっかりと手配をつけられるかどうか。それが営業としての価値の一つです」この仕事は、より安く仕入れ、より高く売るというような単純なものでは全くない。価格交渉や仕入先となる工場の採算、製造現場の状況、交通・天候リスク…。考えなければならないファクターが無数にあるなかで、総合的な判断を迫られる。三谷商事のスローガンの一つに『一人ひとりが経営者』とあるが、まさにその次元での思考が求められるのだ。
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