業種 |
化学
半導体・電子部品・その他/非鉄金属/ガラス・セラミックス/化粧品 |
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本社 |
大阪
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堺化学100年の歴史。
それは、たゆまぬ挑戦により培った技術力、積み重ねた信頼と実績であると自負しています。
当社は、粉体プロセッシング技術を武器に無機材料のパイオニアとして、5つの事業(無機材料、樹脂添加剤、触媒、電子材料、機能材料)を展開し、化学でやさしい未来作りを目指しています。
次の100年を見据えた変革期に入っています。
当社は現在、風土改革を実施中。社員がわくわくしなければ面白い素材は生まれない。その思想で、100年受け継がれてきた良いところは残しながら、「同じ目標 de 一体感、世界初 de 革新チャレンジ de 有言実行、感謝の声 de 仕事に誇り」のわくわくアクションプランの下、さらにわくわくする会社作りに向け、全社一丸となって取り組んでいます。
堺化学の創業は大正7年。当時、白粉(おしろい)による鉛中毒が社会問題となる中、鉛の代替品として高純度の亜鉛華の製造に成功し、化粧品用途として世の中に寄与した事が始まり。以後、薬用硫酸バリウム、酸化チタンと取扱う素材を拡大し、化粧品、電子材料やプロセス触媒と、常に業界をリードし続け、今では身の回りのあらゆる製品に無くてはならない存在として、社会を縁の下で支えています。
堺化学では、どんどん若手にも仕事を任せようという風土があります。例えば、研究開発においてはテーマの”一部分だけ”ではなく、テーマを”まるごと”お任せします。もちろん、それには責任も伴い、大変な面もあります。しかし、自分で仕事の目標設定や進め方を決め、取り組んだ結果が成果に繋がったときの達成感はひとしおです。もちろん、その過程では上司も全力でサポートします。
事業内容 | 堺化学工業は中間素材を開発し製造・販売するメーカーです。
化学業界の川中メーカーの製品は最終製品・完成品として皆さんと接するわけではないため、どんなものを作っているのか、どのように役に立っているのかイメージしづらいかもしれません。 しかし、川中のメーカーとして素材を供給しているからこそ、想像を超えるほど多様な分野に貢献しています。 ■酸化チタン 身の回りにある白いもの、建物や自動車の塗料、衣類、プラスチック、紙、インキ・・・。それらのほとんどに酸化チタンが使われています。 この酸化チタンの工業生産に日本で初めて成功したのがこの堺化学。創業以来、あたらしい物創りへの志を持って事業を展開しています。 ■誘電体(チタン酸バリウムなど) 今やPC・スマホなど、あらゆる電子機器には数百個~数千個の積層セラミックコンデンサが搭載されており、その性能の鍵となる素材が誘電体です。 このチタン酸バリウムは、堺化学が他社に先駆けて工業化に成功した特殊な製法を用いて、高純度かつ微細な粒子を合成することができるため、電子機器の小型化に貢献することができます。 昨今のIoTや自動運転化の進化により、様々なモノの電子化が進んでいるため、今後も益々の成長が見込まれる製品です。 ■バリウム・ストロンチウム製品 電子材料、医療分野(X線造影剤)、工業分野(塗料・インキ・プラスチック等)、化粧品分野など多岐に亘る分野に使われています。 ■亜鉛製品 100年前の創業時から生産を続けている製品。 当初は化粧品向けの白色顔料として使われていましたが、現在では加硫促進(ゴムの弾力を増す)や、電子材料、また、超微粒子化技術を使って、日焼け止めにも使われており、 時代に合わせて様々な用途に展開しています。 ■触媒 脱硝触媒やダイオキシン分解触媒は、工場やゴミ焼却場などから出る排ガスをきれいに浄化する為の触媒。原料の酸化チタンから触媒まで一貫生産できるのは堺化学だけ。 環境意識の高まりから、成長が見込まれる事業です。 ■樹脂添加剤 各種プラスチック製品には、欠かせないものであり、熱・光等による分解・変色・劣化を防ぎます。 また、プラスチック製品の加工を容易にしたり、また難燃性を向上させる等の効果も付与します。 更に、これらの材料を組み合わせてお客様にとって理想的な配合を作り上げることができるのも、堺化学の強みです。 ■新規材料の取り組み 100年間蓄積した知見・技術を元に新たな製品の開発にも注力しています。 例えば、近年伸長著しい燃料電池材料もこれまで培ってきた技術を昇華させた分野。堺化学は誘電体材料において高純度・高品質なペロブスカイト構造の材料を創る技術力を高めてきました。 まさに、当社が取り組む燃料電池材料もそのペロブスカイト構造の化合物であり、培った知見・技術を燃料電池材料の開発にも生かしています。 |
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創業 | 創業1918年
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資本金 | 218億3800万円 |
従業員数 | 【連結】2,013 名
【単体】 769名 (2023年3月期) |
売上高 | 【連結】 839億円
【単体】 427億円 (2023年3月期) |
代表者 | 代表取締役社長 矢倉 敏行 |
事業所 | 本社:大阪府堺市堺区
支店:東京都千代田区 中央研究所:堺市堺区 事業所:堺市堺区(堺事業所)泉大津市(泉北工場)、 福島県いわき市(小名浜事業所、湯本工場、大剣工場) |
当社の強み | 堺化学の強みは「粉体プロセッシング技術」です。
超微粒子化、粒子形状技術、表面処理、高純度化のそれぞれの技術力を、 高いレベルで100年間蓄積してきました。 粒子の大きさや形をコントロールすることで、材料の物性は激変します。 今日では、その粉体プロセッシング技術を軸に、化粧品材料としての亜鉛製品から 酸化チタン、バリウム・ストロンチウム製品、樹脂添加剤、触媒、電子セラミックス材料と 幅広い事業を展開してきました。 そして、将来の芽として燃料電池材料や人工光合成分野といった新しい事業にも 取り組んでいます。 今後も粉体プロセッシング技術をコアに次世代を担う材料を作り続けます。 |
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