高周波焼入。
聞いたことのない言葉だと思いますが、自動車や建設機械、工作機械、家電など
世の中になくてはならない様々なモノの重要な部分に使われている、産業界には欠かせない技術です。
当社は技術力のある中小企業ならではの素早い対応とノウハウで大企業からの高い信頼と評価を得てきました。
社員一人ひとりが経営者の感覚を持ち一緒に未来を創り上げてくれる仲間を募集します。
「高周波焼入」とは、金属の表面だけを加熱し急冷することで、金属自身に耐久性・耐摩耗性・耐疲労性といった効果を持たせる技術です。自動車のハンドルやブレーキなどの大切な部品にも使われている技術で、工作機械・建設機械・農業機械・家電製品などのあらゆるモノづくりに必要とされています。高周波焼入によって製品の良し悪しが決まるといっても過言ではなく、世界の中でも日本はトップクラスの技術力を誇るのです。当社の高周波焼入は、製品の小型化・軽量化・コストダウンにも貢献。モノづくりの海外移行が進む中でも多くの安定した依頼があり、世界の人々に「安心」を提供しています。
多種多様な業界のメーカーと取引を実現している当社。特定の業界からの需要に左右されないことで着実に事業を展開し、安定した経営基盤を構築してきました。高周波焼入は部品の基本性能や安全性の向上に直結するため、高度な技術力が要求されます。そのため、大手メーカーは自社製品の品質を保証するために、自分たちが認定した企業にしか高周波焼入を発注しないということがほとんど。その中で当社は、自動車メーカーや建設機械メーカーなど、多くの大手メーカーから発注先として認定を受けています。さらに信頼の証として、現在では製品の加工だけでなく、部品の開発・試作段階からの依頼も多数寄せられているのです。
会社とは、「人生を楽しむための道具・遊び場」だと考えています。与えられた仕事をただこなすのではなく、モノづくりというテーマに向かってチャレンジを続け、お客様からの要望にうまく応えていきながら、やりがいや達成感を手にしていく。「こんなことがやりたい!」といった目標を持って、仕事もプライベートも区別なく、精一杯人生そのものを楽しんでほしいと思っています。社員の意欲に応えるため、社内の設備などを使って勉強できる制度も導入しました。会議もトップダウンではなく社員にどんどん意見を出してもらい、一人ひとりの人生を応援しています。
事業内容 | ■高周波熱処理
■高周波熱処理に関するコンサルタント業務 ■ハードニング・リサーチ ■高周波誘導加熱装置(I・H加熱装置)および高周波焼入装置の設計・製作など |
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私たちの強み | ■日本だからこその高付加価値産業
製品の性能を向上させ、軽量化などに貢献する高周波焼入。モノづくりの海外への移行が進んでいますが、高周波焼入だけは日本レベルの高品質が必要であり、日本の企業でしか作ることができない高付加価値の産業です。 ■大手メーカーからの認定 大手機械メーカーや自動車メーカー、そこから仕事を受ける部品メーカーなどは、一定レベルの品質を保証するため、完成品メーカーが認定した企業にしか高周波焼入を発注できない仕組みになっています。当社は、三菱重工業、三菱自動車工業、小松製作所などその他多くの大企業から、その認定を受けています。 ■長年にわたる豊富な技術の蓄積 たとえば工作機械の台座なら、30年以上にわたる耐久性と高い精度が求められ、大量生産の自動車部品には、バラツキなく安定した品質で生産することが求められます。このように客先からの千差万別な要求に対し、製品の使用環境をも考慮した最適な高周波焼入を提供しています。 ■開発・試作段階からの依頼も 現在では、単に製品の加工を依頼されるのではなく、開発・試作段階からの依頼も多数寄せられます。この事実が、私たちの高い技術力に対する客先からの信頼の証です。 ■独自技術開発で新たな付加価値を 客先からの依頼に応えた処理を行うだけでなく、自社で独自の技術開発も行っています。たとえば5年ほど前には、「高周波無酸化焼入」という新たな技術の実用化に成功。従来の高周波焼入に比べ、きわめて高い面精度(表面のなめらかさ)を実現できるため、焼入後の加工が不要となり、コストダウン・納期短縮を実現できます。 また、「高周波強化焼入」では、「段付シャフト」の表面に、均一で連続した強化層をつくることに成功。従来品より高い強度の部品となるため、サイズダウン・軽量化が可能です。 このように、従来の加工ではできなかった高い強度や精度を実現し、機械メーカーや自動車メーカーが求める小型化・軽量化・コストダウン等に貢献しています。 |
求める人物象 | 上でもお話ししたように、
「会社とは、人生を楽しむための道具」と考えて、 意欲的に仕事にチャレンジして、自分の価値を高めてほしい。 それができる職場環境も、自分たちの考えを反映して、 自分たちの手でつくっていってほしい。 そう考えています。 ただしそのためには、自分で考え、責任を持ってやり遂げることが必要。 決して楽ではありませんが、 「言われたとおり動くなんてつまらない!」という人なら、 きっと楽しんで仕事ができるはずです。 |
設立 | 1974年12月 |
資本金 | 1000万円 |
従業員数 | 17名(男13名、女4名) |
売上高 | 2億円(2023年10月実績) |
代表者 | 代表取締役 青野 直 |
事業所 | ■本社・三島工場
静岡県三島市長伏170-6 |
主要取引先 | (株)浅川製作所
(株)エイエスケイ エンシュウ(株) 大久保歯車工業(株) 京浜精密工業(株) (株)佐賀鉄工所 ジヤトコ(株) (株)TBK 芝浦機械(株) (株)トープラ 日興電機工業(株) 日産自動車(株) ビヨンズ(株) (株)平安コーポレーション 日立Astemo(株) ※五十音順・敬称略 |
沿革 | 1974年12月 高周波熱処理受託加工業務を目的とし創業
1978年 6月 工場拡張につき三島市長伏(三島工業団地)に本社及び工場を移転 1980年12月 株式会社セイコー高周波に法人組織化 1985年10月 研究開発部門として第2工場を設立 1998年 4月 横浜に工場を開設 |
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