これが私の仕事 |
写真を通じて出来事の一瞬を捉え、読者にニュースを伝える。 事件・事故、災害、政治、スポーツ、芸能など多様なニュース現場で写真を撮影します。ヘリコプターで航空取材を行うこともあります。写真を撮るだけでなく、記事を書くことも求められます。2019年からの3年間在籍した北海道支社では、大自然の広がる北の大地で働けることの幸せを噛みしめながら、流氷の減少や大雪山の土壌流出といった環境問題をテーマに取材を続けました。地方転勤の機会を生かし、その場所で暮らす人々や動植物、その土地ならではの文化と密接に関わりながら取材経験を積みました。現在は、東京本社を拠点に、今年カタールで行われるサッカーW杯へ向けて、スポーツ撮影の技術を高められるよう鍛錬を重ねています。「ニュースを伝えるためその瞬間をどう切り撮るか」。如何なる現場でもシャッターを切りながら試行錯誤する日々です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
時代の流れに敏感に反応し、自分の目で見たものを記録し続けられること 2017年に入社した私にとって、取材経験の大半を占めてきたのが新型コロナウイルスに関する現場です。北海道では、コロナ禍での人々の暮らし方や働き方、価値観などの変化を写真で表現して読者に伝えようと連載を行いました。
流行初期の2020年6月、クラスターの発生源とされて休業を強いられたライブハウスのオーナーの男性を取材しました。その男性は「ただ自分の仕事を続けただけなのに、なぜ世の中から悪者扱いされるのか、、、音楽文化を育む場所を守りたい」と、閑散としたステージで消毒作業を続けていました。
取材を通して、「記録する」という新聞記者の役割を再認識するとともに、自分の目で見た光景や人の姿・感情を正しく丁寧に伝えていきたいと思いました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
日本国内に限らず、世界各地を舞台に活動できる。 学生時代は山岳部に所属しており、登山漬けの生活でした。
刻一刻と変化する山岳風景を求めて山登りを楽しんでいた私にとって、日々様々な場所で新たなニュースを追いかけ、歴史の目撃者となる写真記者(カメラマン)という仕事に登山との共通点を多く感じ、興味を抱きました。
読売新聞の写真記者は、国内各地を取材するだけでなく、海外に足を運び注目度の高い国際ニュースやスポーツの国際大会を取材します。ロシアの侵攻を受けるウクライナでも、侵攻が始まった当初から取材を続けています。
また、毎週月曜日夕刊の「ズームアップ」などの特集面には各カメラマンが独自にテーマを決めて取材した記事を掲載することができ、様々な取材に取り組める職場環境が整っていることも入社の決め手となりました。 |
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これまでのキャリア |
入社1年目(2017年6月) 編集局写真部(東京本社)に配属:>入社3年目(2019年6月)北海道支社へ異動: >入社6年目(2022年6月)再び編集局写真部(東京本社)へ |