世界の埋蔵量の70%が南アフリカに集中しているクロムは、鉄鋼製品に強硬度、耐食性、耐熱性を付与する金属として、ステンレスの流し台から原子炉にいたるまで幅広く用いられる必要不可欠な存在です。日本は国内のクロムの受給の50%以上を南アフリカから輸入しています。2018年のアフリカ全土の鋼材消費は4335万トンでした。2010年に開かれた世界的イベント(ワールドカップ)でも、多くの鉄が使われました。