2008年3月1日に開業した世界最大の観覧車「シンガポールフライヤー」。1つのカプセルは定員28名と大きく、結婚式や誕生パーティなどの貸切利用もできるこの観覧車は、高さ165m、使用された鋼材は1800トンにもおよび、総工費はなんと2億4000万S$。観覧車の進化も鉄の進化が支えています。それだけではありません。2010年6月には、地上55階、200mの絶景プールを有する空中庭園「サンズ・スカイパーク」が完成。日本の男性アイドルグループが登場するテレビCMでも話題になったこの建築物にも、日本の鉄の高等技術が駆使されています。