アジア地域で中国、インド、日本に次いで鋼材消費の多い韓国。現在、ソウル近郊のインチョンで国際商業地区を拡大、未来都市の建設が進んでいる。「北東アジアのゲートウェイ」を目指すこの地区では、総延長21.27kmにもおよぶ「インチョン大橋」が4年4カ月間にわたる工期を経て開通した。使われた鉄筋の総量は13万5000トン。韓国の橋梁工事史上における最高記録を塗り替えた。