【先輩に聞く】面接で緊張を抑える方法

「面接」は、どの選考プロセスよりも緊張する場面ですが、緊張し過ぎて自分らしく答えられないようでは、悔いが残ってしまいそうです。なるべく自分らしく、落ち着いて面接に臨めるように、先輩たちからアドバイスをもらいました。

(1)面接中、緊張や動揺のせいで困ったこと、失敗したことは?

●[グループ面接]イベントサークル活動をアピールしようとしたが、先に自己PRをした学生のエピソードが自分の「イベントサークルで数千人を動員」というエピソードと似ていた上、「数万人規模」と、自分よりもはるかにスケールが大きかったせいで、何を言ったらいいかわからなくなってしまったことが。それからは、自己PRのためにいくつかエピソードを用意することで、ほかの学生の答えにいちいち動揺せずに、落ち着いて受け答えができるようになりました(男子学生/金融業界内定)
●[個人面接]「当社が第1志望ですか?」と聞かれて、「第1志望です」と回答。続いて「第2志望」を聞かれたので、企業名を答えたところ、第1志望との間にあまりに共通点が少なかったせいで、「どういう『軸』で企業を選んでいるの?」と突っ込まれた。この時、自分の企業選びの軸がブレていることを痛感した(男子学生/人材業界内定)
●[個人面接]IT系企業の面接で、「当社はこれからどんなシステムを手がけたら良いと思いますか?」と提案を求められ、自分なりに企業研究してその企業の問題点を指摘したところ、見事に突っ込まれて答えはしどろもどろに。企業によっては、このような質問をされることもあるので、選考に臨む際は企業研究をしっかりやるべきだと思った(男子学生/IT業界内定)

 

そもそも面接は、学生と企業とのマッチングの場。企業の方も、学生の「素」の部分を見たいと考え、面接でもなるべく、あなたらしく答えてもらうことを望んでいます。とはいえ、緊張したり動揺したりするといつものあなたを出し切れない可能性もありますので、ある程度の準備は必要でしょう。しかし、覚えておいて欲しいのは、面接では練習した通りに「上手く答えようとする」のではなく、面接担当者が聞きたがっていること、知りたがっていることに対して真摯に答え、面接担当者との「会話」のキャッチボールを成立させることが大切だということ。先輩たちも、面接の場でひと通りの失敗は経験した中で、その経験を次の面接に生かしているようです。

【参考記事】

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(2)自分らしく面接を受けられるように、面接中に工夫したことは?

●面接中は表情が明るく見えるよう、口角を上げて話すように気を付けました。もともと、表情を作るのが得意ではなかったので、日ごろから「笑顔の筋トレ」をするように心がけていました。面接前日、入浴中に鏡を見ながら1分間で100回くらい口角を上げるつもりで練習しておくと、翌日速く口角が上がるようになり、自然な笑顔が作れて、気持ちも落ち着くようになりました(男子学生/人材業界内定)
●入室する時から、「お願いします!」と元気よく、自分が一番楽しく話せるテンションであいさつする。周りを自分のペースに巻き込むことで、緊張もほぐれ、部屋の中も一気に和やかな雰囲気になった(男子学生/マスコミ業界内定)
●面接担当者がちょっと怖そうな人だったときは、「この人、家では良いパパなんだろうな」といった具合に、その人のプライベートや日常を勝手にイメージ。ほどよくリラックスした状態で、のびのびと受け答えができました(女子学生/広告業界内定)

 

表情のトレーニングをしたり、気持ちを落ち着かせる方法や緊張をほぐすやり方を見つけて実践したりと、先輩たちは、自分らしく面接に臨めるような工夫をしているようです。応用できそうなものがあれば、ぜひ取り入れてみましょう。
また、先輩たちの中には、友人やOB・OG訪問で会ったOBやOGに面接担当者役になってもらい、面接の予行演習をしたという人もいます。友人やOB・OGに相手役を頼んだり、大学のキャリアセンターの模擬面接を申し込んだりなどして、一度、誰かを相手に受け答えを体験してみるだけでも、本番の面接に臨む際の緊張は和らぐようです。また、頭で流れを理解しただけでは気づかないポイントにも気づくことができるようです。

【参考記事】

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(3)余裕を持って面接に臨むために、事前にどんなことを心がけていた?

●寝坊することも想定して、前日のうちに持ち物はすべてバッグに用意しておきました。面接が1日に5件あることもあったので、面接会場と会場への行き方は、携帯のメモ帳にまとめておくようにしました(男子学生/マスコミ業界内定)
●学生専用の掲示板に、企業別にまとまった「過去の面接で出た質問」のデータベースがあったので、面接がある企業の質問に対して、面接前日に自分なりの答えをまとめるようにしていた(男子学生/IT業界内定)
●「面接会場の最寄り駅に着いたら、駅のトイレで身だしなみを整える」など、家を出てから面接会場に入るまでの一連の行動を“ルーティン”化して、験を担ぐようにしていました。面接会場に向かいながら聴く音楽も、前に面接がうまくいったときに聴いていた、テンションが上がる曲を、歩く時間から逆算してすべて決めておき、気持ちを盛り上げました(男子学生/IT業界内定)

 

持ち物や想定問答、当日の行動パターンまで、先輩たちは、面接の前日から準備をしているようです。先輩の声にもあるように、当日は、寝坊などのハプニングもあり得ます。慌てずに出発できるよう、必要な書類などの持ち物や、面接の場での受け答えに必要な準備、当日に着る予定のスーツやシャツなどは、前日の晩にはすべてそろえておきましょう。また、面接会場は、今まで一度も行ったことがない初めての場所も多いはず。交通機関の遅延などで、面接の時間に遅れないために、多少、早めに現場に着くようにスケジュールを組みたいものです。

(4)最後に

面接は、企業にとっても学生にとっても、将来一緒に働くかもしれない仲間と出会う貴重な場。あなたが企業のことを知りたいと思っているのと同様に、企業の面接担当者も面接で「この人はどんな人なのか」「どんな思いを持っているのか」といった観点から、あなたのことを知りたいと思っています。もちろん、最低限の礼儀やマナーは必要ですが、あまりに堅苦しかったり、型にはまった言い回しを繰り返したりするだけでは、あなたの人となりや思いは伝わりません。ありのままの自分を伝えるためにも、自分なりの緊張対策、あがり防止策を講じて、自分らしくふるまえる環境を整えた上で、自信を持って面接に臨みましょう。

 

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