みんなのインターンシップ★レポ

やりたい仕事が決まっている人にも、やりたいことがまったくわからない人にも、積極的に参加してほしいのがインターンシップ等のキャリア形成支援プログラム。
でも、参加する意味がわからない…という人のために、プログラムに参加した2024年3月に卒業予定の先輩300人にアンケートを実施しました。「なぜ参加しようと思ったの?」「参加してどんなことを得られた?」などのアンケート結果を紹介します。

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インターンシップを体験している就活生のイラスト

先輩たちの参加目的は?

2024年卒の先輩たちにインターンシップ等のキャリア形成支援プログラムに参加した目的を聞いたところ、最も回答が多かったのは、「業界・企業・職種理解を深めるため」で79.3%。次いで「自己分析を深めるため」(48.3%)、「就活の予行演習のため」(44.7%)という結果になりました。

■インターンシップ等のキャリア形成支援プログラムにはどんな目的で参加しましたか?(n=300、複数回答)

インターンシップにはどんな目的で参加しましたか?

具体的な目的について回答してくれた先輩の声を紹介します。

業界・企業・職種理解を深めるため

  • 企業の実際の業務を体験し、企業の人の雰囲気や人柄、社風を知るため
  • 自分に合う業界や職種を探す前に、まずそもそもどういった業界や職種があるのかという現状を幅広い業界のプログラムなどに参加することで興味関心に関係なく知りたいと思ったから
  • 自分の就きたい職業は定まっていたが、社会人になる前に幅広く社会のことを知っておきたいと感じたため、参加した

自己分析を深めるため

  • 自分の適性を知るため
  • 就職してから退職するまでのビジョンを描くため
  • 自分のキャリアを想像するため

就活の予行演習のため

  • 就活生と対面で会い刺激を受けるためと、グループディスカッション等の選考で行われる面接形式の経験を積むため
  • プログラムで行われるグループワークを通じて、コミュニケーションスキルを高める目的で参加した
  • 就活とはどのようなものか、面接とはどのようなものか知るため

「社会人とのコミュニケーションに慣れるため」(36.3%)、「ビジネスに必要なスキルを知るため」(30.7%)、「人脈を広げるため」(15.0%)、「その他」(1.3%)と回答した先輩たちの声の中には、「客観的に自分を観察し、欠けているものや、必要なスキルを熟考するため」「上の年代の人と話す練習のため」「早期選考参加のためには必須であったため」という意見もありました。

参加してみて、どんなことを得られた?

インターンシップ等のキャリア形成支援プログラムに参加することには、どんなメリットがあるのでしょうか。
先輩たちの声を見てみると、1つは「仕事の現場」を経験し、その企業や業界で働くことを具体的にイメージしやすくなることが挙げられます。

  • 職場のイメージをすることができた
  • その企業の働き方や職場の雰囲気を知ることができた
  • 自分の行きたい企業、業界が定まった

2つ目は、自分に足りないスキルに気がついたり、やりたいことが見つかったりと自己分析を深める機会につながりやすいことが挙げられます。

  • コミュニケーションを取る機会がすごく多くて、自分の意見をしっかりと持つことが大切だと学びました
  • 志望業界に対する自分の適性、必要な力などを得ることができた
  • 自分のしたいことを見つけることができた

さらに、学校やアルバイトとは違う社会に飛び込んでみることで、学生生活の過ごし方を考えたり、将来の進む道を模索したりするきっかけにもなります。

どんなプログラムに参加した?

2024年卒の先輩たちに「参加したインターンシップ等のキャリア形成支援プログラムのうち、特に印象に残っているプログラム内容について、具体的に教えてください」とアンケートしたところ、以下のような回答がありました。

  • 2日間のプログラムで、段階をふんでコンサルタント業界の仕事観を学んだり、具体的なコンサル業務(ヒアリング、提案内容作成、実際に友達や家族に営業をかけるなど)を体験するだけでなく実際に行ったりすることができた
  • アパレル業界のインターンシップ。アパレルを当時志望していたため、実際に販売戦略や、購入につながるコツについて、アイテムのアピールポイントを他チームに伝えるという内容の活動はすごく意義を感じた
  • 塾経営を行う企業に参加し、低学年向けの60分授業の構成を考えるというグループワーク。講師目線、生徒目線の双方から物事を考える重要性を感じた

インターンシップ等のキャリア形成支援プログラムの探し方は?

ここでは、リクナビでインターンシップ等のキャリア形成支援プログラムを探すときのポイントを紹介します。

就業体験の有無、実施日数で名称が異なる

リクナビ2026では、インターンシップ等のキャリア形成支援プログラムを「インターンシップ&キャリア」と呼びます。
その中で、就業体験がある5日間以上のプログラムを「インターンシップ」、就業体験の有無を問わないプログラムを「オープン・カンパニー&キャリア教育等」と分類しています。

インターンシップ&キャリアについて

スケジュールや参加して得たいことによってプログラムを選ぼう

「インターンシップ」は、時間をかけて社員指導の下で就業体験ができるため、仕事について具体的にイメージできる機会になります。また、職場の雰囲気や社内の人間関係など、自分が知りたい情報を得るチャンスが広がるでしょう。
一方で、就業体験が必須のため、参加人数が限定される可能性もあります。中には、エントリーシート提出や面接などの選考を行う企業もあり、参加倍率が高くなる可能性もあります。また、半日や1日のものではないので、複数社への参加は難しくなるかもしれません。

「オープン・カンパニー&キャリア教育等」は、業界動向や具体的な仕事内容などについて話を聞けるほか、そこで働く社員の方の雰囲気、カルチャーに触れられる絶好の機会になるでしょう。
内容や自分のスケジュールなどを確認しながら、気になるプログラムを探してみてください。

【調査概要】
先輩アンケート
調査期間:2023年12月25日~2024年1月4日
調査対象:2024年3月に卒業予定の大学生、大学院生、短大生、専門学校生300人
調査協力:株式会社クロス・マーケティング


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記事制作日:2024年2月8日

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