個性を大事にしている会社ってどんな営業をしているの?

個性を活かし、自由に自分で考えて働く…ホントにそんなことできるの?就活中にはそう思ってしまう人もいらっしゃると思います。
たとえ今のあなたが「自分の個性ってなんだろう?」とわからなかったとしても心配ご無用。個性というのは、心に従って動いているウチに自然と出てくるもの。面接でも、よく見えるよう自分を作ったりする必要なんてありません。どのみち取り繕った自分のまま、何十年も働くことなんてできないのですから。
それでは、実際に個性むき出しで働く2人の先輩の仕事ぶり、ご覧下さい。

勝手に「現場まで営業に行く」という
スタイルを作っちゃいました。

販売第二チーム

菅原大成

2018年入社

製鉄系の会社に勤めている親から、「歴史があっていい会社だよ」と教えてもらい片山鉄建を知る。「創業1919年…これだけ続いている会社なら間違いない!」と入社を決めた。

「そうだ、現場に行こう!」と
勝手に決めました。

入社後、営業として配属され、任されたのは、発電所、ゴミ処理場などプラントを建てている会社たちでした。当社は屋根の建材でも強みがある会社なのですが、僕の場合は、プラントの内部で使われる支柱や断熱材など、設備の周辺で使われる製品の提案がメイン。先輩たちが担当していた頃は、お客様の会社の購買部に営業をしに行っていたそうです。僕もはじめはそれに習って購買部へ通う日々でした。でも僕はある日、思いつきました。「現場に行ってみよう」と。なぜなら購買部の方は現場長の方の意向に沿って、資材購入していることに気がついたから。それなら現場へ直接行ってみたらいいんじゃないか、というわけです。…やり方を勝手に変えていいのかって思います?大丈夫ですよ。この会社、そういうところはすごく自由なんですから(笑)

友だちに会いに行くみたいに
現場に行く!

初めの頃はスーツで現場に行ってましたが、やっぱり「浮く」んです。現場のみなさんに心を開いてもらうためにも、今ではもっぱら上下とも作業着…やっぱり楽ですね(笑)自分で2泊3日の予定を組んで一人で車に乗って西日本のあちこちの現場を回っています。現場に顔を出して、世間話や笑い話をして、夜は一緒に飲み食いして…お客様も僕と同年代くらいの方が多いので話が合うんですよ。仲良くなれますよね。「今、向かってます」と連絡を入れれば「ついでにタバコ買ってきて」とおつかいまで頼まれたり…もう友だちに会いに行くときみたいな感覚です。それで仕事になるのかって?もちろんです。そうしている間にも「次の現場はここでこんな工事をするんだ」という話を聞き出したり、「菅原くんのところにお願いしようか?」という話までちゃんとやってますから(笑)

地図をみてニヤニヤできる場所が
増えていく。

今では値引き交渉も一任されていますし、社用車も自分専用のモノがあり、常にヘルメット、安全靴など現場に入る際に必要な装備も積みっぱなしでOK。本当に自由にやらせてもらっています。納入先は、地図でも一目でわかる大きな現場がほとんど。だから時折、地図アプリの航空写真でも確認して一人でニヤニヤするんです。「ここで自分の資材が納入した資材ががんばっているんだ」って。そんなポイントが年を経るにつれ全国にどんどん増えていくのは、やっぱり嬉しいものですね。

自分で考えて動いた結果、
「提案してくれた屋根、図面に描いたよ!」
と言ってもらえる喜びがあります。

ルーフ事業部

中岡 希望

2019年4月入社

就活の軸としていた「100人程度」「歴史が長い」「風通しがいい」など条件にぴったりで、面接時に飾らず本心のまま話せる環境を作ってくれた雰囲気の良さにも惚れ入社を決めた。

建築雑誌に載るような物件に
使われる屋根!

担当しているのは、設計事務所などを対象に「自社商品を図面に入れてもらう」営業です。いろんな屋根を扱っているのですが、強みは何と言っても「パーフェクトルーフ」ですね。複雑な形状に加工できる上、釘を打たない特殊な「粘着工法」で防水性も高いという商品。だからスタイリッシュで目立つ物件での採用例がすごく多いんです。建築雑誌を見ていても、よく載っていますし、最近ではJR大阪駅前の大規模開発、グラングリーン大阪でも屋根に使われていますね。問合せや定期訪問でニーズをいただくこともありますが中心となるのは新規開拓です。…どちらかというと私はルート営業がやりたかったんですけど(笑)今思えば、若いうちにこの仕事できてよかったとも思うんです。2~3年通ってようやく信頼を得て、受注をいただける世界なのですから。門前払いどころか、名前すら名乗らせてもらえないこともあります。ゼロから関係を築くということは、自分が努力して動いた分だけ、いくらでも関係を積み上げられるということ。諦めずアプローチをかけたり、誰かに紹介してもらったり…大変ではありますが、自分がPRしたものを使ってもらい、建物が建っていくのがうれしくて、また頑張ろうと思えるんです。

やるしかない!と思わせてくれる
仲間がいる。

「図面に描いたよ」と設計に組み入れた連絡をいただけると最高にうれしいですね。そこから「次はこんな屋根を考えているんだけど…」と相談をいただけるようになってくると「屋根屋さん」として認められた気がします。そうなるまでには何度もくじけそうになりました。でも、毎回、先輩や上司、何なら違う部署の先輩や所長まで「落ち込んでるみたいだけど…大丈夫?」と声をかけ、飲みに連れていってくれる風土がここにはあります。話してる内にスッキリして、「結局は、やるしかない!」と前向きになれるんです。そもそも私はすごく負けず嫌い。「できない」のがイヤなんです(笑)「どうすればできるか?」と0から1を作るつもりで、自分なりに考えて動いてみるんです。幸いこの会社、スケジュールをどう組み、どんな動きをするかも自由です。だから、考えたことはすぐ実行に移せます。これだけ自由にさせてもらえるなら「やるしかない」ですよね(笑)

いざ、
有名建築家の集まる東京へ!

ここ最近は、毎月のように東京への出張を入れて、あちこち回っていたんです。やっぱり東京の設計事務所には、有名な建築家も多くて、全国からいい仕事が集まっていますから。そのせいかどうかは、わかりませんが、このたび異動で東京に行くことになりました(笑)。実家も大阪ですし、馴染みのお客様もいるこの地を離れるのがさみしい気持ちもあります。ですがこれは雑誌に載るような著名な物件に関われるチャンスでもあるんです。絶対に今後の自分のためになる異動になるはず。必ずや「東京に来て良かった!」と思える仕事をしてみせますよ。