-KOWA流・映像オペレーターという働き方-
コンサート、ゲームショー、スポーツイベントから式典や展示会など、コロナ禍を経た人類は、LIVEという価値を再認識しました。多くの人が同じ場所に集い、心と心をつなぎあい、分かち合う。LIVEイベントでしか味わえない感動は、未来永劫、求められ続けるに違いありません。
私たちKOWAは、映像ソリューションによってさまざまなLIVEイベントに付加価値を与え、これまでに数知れないほどの感動の演出を行ってきました。ステージ上のアーティストを更に輝かせる、発表会でのプレゼンテーションをより魅力的に映し出す。映像の力を使って、私たちはこのような仕事をしています。
その中心にいるのが、映像オペレーター。華やかな場所で演出の一部を担いながら、その裏ではまた地味な作業や仕事もこなしています。今回は、映像オペレーターとして活躍する2名の若手社員の日常についてレポート。彼らの話を通して、この仕事の魅力を感じ取ってみてください!
私は大学時代から様々なイベントの企画や運営に関わってきました。大学祭の実行委員長、プロバスケチームの試合ハイライト映像の配信、地元・広島城のPRイベントの音響などなど。イベントに参加して盛り上げるのも好きですが、実行する側に回ってはたらくのが大好きでした。
そんな私にとって、KOWAは最適な場所。やりたいことがそのまんまできる場所だったんです。普通では絶対触れられない最新の映像機材に日常的に触れられ、様々なイベントを盛り上げることができる。先輩社員も若手からベテランまで私のようなイベント好きが多いので、友達に近いようなノリで一緒にワイワイ働ける。めっちゃ楽しい環境です。
この恵まれた環境の中で技術を習得しながら、チーフオペレーターや映像スイッチャーと呼ばれる専門職として、プロの技術を極めていきたいですね。
映像オペレーターは、イベントが開かれる会場で、イベントに使用される映像機材を設置し、本番中は演出に合わせて映像を切り替えたりしていくスイッチングの仕事をします。5月の私のスケジュールでも分かる通り、今週は東京ドーム、次は東京ビッグサイト、月末には大阪の会場で仕事をしています。ほぼ毎日違う場所で別のイベントのための準備や片付けもしている。この目まぐるしさが、飽きっぽい性格の私には合ってると思うんです。コンサート、展示会、企業の株主総会、など様々なイベントも担当でき、毎日が新鮮であることは言うまでもありません。
音楽が私の宝物でした。中高生のころからコンサートにも頻繁に行くようになって、小さなライブハウスからドームやスタジアムでのコンサートまで、本当にたくさん通いました。そのうちに、音楽に携わりたい、LIVEに携わりたいと強く思うようになり、出会ったのがKOWAでした。私は音楽やLIVEからたくさんの感動とエネルギーを与えてもらったので、今度はそれを送り届ける側に回りたいと思ったんです。
私はコンサート・イベントを中心に仕事をさせてもらっていて、人気アーティストの全国ツアーなどでは北海道から沖縄まで回ることもあります。この仕事をするようになり分かったのは、私がお客さんとして受け取っていた感動やエネルギーは、アーティストからだけでなく、音響さんや照明さん、私たちのような映像さんなど、イベントを支えるスタッフを含むその全てからだったということ。
きっと学生時代の私のように、音楽やLIVEが好きな子たちに、たくさんの感動とエネルギーを伝えたい。そんな気持ちで、毎日を駆け抜けています。
私が多く担当するコンサートでは、アーティスト、舞台監督、音響監督、PA、照明、映像、その他各セクションのスタッフがせわしなく動いています。例えば映像セクションの私たちがステージ上にモニターを設置する際、その前後にステージで準備を行う別セクションと協力しあう必要があります。各セクションがバラバラに動くと、会場はめちゃくちゃになり、時間通りに幕を上げることは不可能。それだけセクションごとの協力が必要というわけです。これがツアーというスタイルになってくると、回を重ねるごとに連帯感が高まり、本当にチームという感じになってきます。これもまた、この仕事をやっている仲間だけが味わえる喜びだと思います。
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