同期のネットワークで
トラブルを解決?
今日は2022年4月に入社した、社会人3年目の同期4名に集まっていただきました。まずはみなさんの今の仕事内容を教えてください。
Tさん
カーナビや電子ミラーで使われる映像処理システムLSIの開発です。取り込んだ映像データをディスプレイ上でどのように表示するのか、というソフトウェアの開発を担当しています。
Rさん
サーバの電源制御に使われるマイコンの開発です。
Sさん
私は営業なので、彼らのようなエンジニアが開発した製品をお客様に届けることが仕事です。単に既存の製品を提案するだけじゃなくて、お客様から新しいニーズをもらって、次世代の製品開発をアレンジするということもあります。
Mさん
製品の輸出入管理をしています。お客様の納期に間に合うように、海外や国内の工場、営業や開発など社内の色々な部門とのやりとりが多く、調整は大変ですが、会社全体の成り立ちが解って楽しいです。
Sさん
一緒に仕事する機会が少ないから、こうやってみんなの話聞くのは新鮮。
Tさん
まだ3年目だからね。これから一緒にできるようになるんじゃない?
Rさん
一緒にできなくても、それぞれの仕事を知る機会は増やしたいよね。同期の営業と話してて、「世の中ではそんなことが求められてるんだ!」って発見することも多いし。
Mさん
もちろん、普段から他の部門とのやりとりはしてるんだけど、同期だからこそ遠慮なしに言えることはあるよね。
Rさん
お願いもしやすいしね。ハードの開発が遅れたら、上島のソフト開発の方で吸収してくれ、とか(笑)。
Sさん
会社全体が同期のようにコミュニケーションを取れるようにしていきたいね。
半導体を専攻していないと
活躍するのは難しい?
半導体開発者として仕事をするためには、学生時代に専門的な知識を身につけておく必要があるのでしょうか?
Tさん
確かに私自身は電気電子専攻で、大学院でも半導体関連の研究をしてました。でも、入社してから新しく学ぶことの方が遥かに多いし、あまり気にしなくても良いと思います。実際、同期や先輩のバックグランドを聞くとけっこう幅広くて、電気電子専攻ではない方もたくさんいますよ。
Rさん
まさに私は化学専攻で、半導体とは関係ない研究をしてましたが、問題なく仕事できています(笑)。そもそも半導体自体、化学をはじめ機械、材料化学、情報工学など幅広い分野が関連する世界なので、電気電子以外の知識が活かせる場面も多いし、教育制度も充実しているのでどんな分野の人も活躍できる環境です。
Mさん
それを言うなら、文系出身の私は入社するまで半導体の知識がゼロだったのでかなり不安だったけど(笑)、先輩たちの優しい指導のおかげでなんとか頑張れてます!
Sさん
入社してから3年間はメンター(教育担当の先輩)がついてくれるのはすごく助かってるよね。「メールの文章書いたんですけど、こんな感じでいいですか」みたいな小さなことまで手厚く教えてもらってます。
Tさん
中途で入社した人からもよく言われるけど、助け合う文化が根付いている会社だよね。去年はコロナ禍もあってリモート勤務をされてる方が多かったんだけど、私が出社して仕事をすることが多かったので、それに合わせて、メンターだけでなく他の先輩や上司も出社してくださったことはすごく感謝しています。
Mさん
ちゃんと育ててもらえることは私たちで実証済みですので(笑)、半導体業界に興味がある学生の方は、専門が違おうが、文系だろうが、安心して挑戦してほしいですね。
日本企業から
グローバル企業への変革中?
台湾資本の企業に入社したわけですが、普段の仕事の中で“外資系”を実感することはありますか?
Mさん
私の仕事は海外とのやりとりが中心なので日常的に英語を使っています。もともと留学経験を活かしたくて外資系企業を選んだので、それは期待通りでした。一方で社内は日本人が主体なので、“公用語が英語”みたいなこともなく、私にとってはちょうど良いバランスでした。
Tさん
最近は中国・台湾の取引先が増えてきているので、英語だけでなく中国語を使う機会も増えてます。中国出身の同期が中国語の資料を翻訳して上司や先輩に報告した、みたいな話も聞きました。
Sさん
みんな3年目なのにすごいね!私は逆で、英語が得意じゃないのですごく不安でした。私もたまに親会社や海外のお客様とやりとりすることはあるけど、通訳をお願いする環境があるので助かってます。
Tさん
とはいえいつかは直接自分でやりとりできるようになりたいよね。いずれは海外にも行きたいし、社内で提供されている語学研修もあるので、今、勉強中です。
言葉の面以外に、パナソニックからヌヴォトングループに入ったことで変わったことはありますか?
Sさん
先輩はみんな「スピードが早くなった」って言うけど、私たちは今しか知らないので実感はない(笑)。でも、今のグローバル企業のスピード感をあたりまえだと思っていることはラッキーかもしれない。
Mさん
でも、外資系と聞いてイメージするドライな雰囲気はまったく感じないよね。
Rさん
親会社のトップも「日本企業の優れた企業文化を大切にする」と宣言しているみたいで、“人中心”というパナソニック時代に培った価値が根付いているんだと思います。
Sさん
私が入社を決意した理由のひとつに、先輩からの「パナソニック時代からのベテランも、ヌヴォトンになってから入った新人も、一丸となって新しいことにチャレンジする会社です」という言葉があります。実際、入ってみたら、変化することばかりで思った以上に大変でしたが、新しい会社ができあがっていくダイナミズムを感じられてとても充実しています。ぜひ皆さんも私たちの仲間になって、一緒にチャレンジを楽しんでもらいたいです。
みなさん、本日はどうもありがとうございました。