1952年の創業以来、道路・橋梁・ダムなど建設・土木分野で地域のインフラづくりを担ってきたミヤベ。当社には、70年の歴史に裏打ちされた信頼と技術の蓄積があります。そんな環境の中、文系・理系といった出身は関係なく、社員たちは着実に技術を身に着けているのです。ミヤベには、地域の安全を守り、発展に貢献する「やりがいのある仕事」と「腰を据えて成長できる制度」、そしてワーク・ライフ・バランスを重視した「働きやすい環境」が揃っています。
人々の“心からの笑顔”が誇りにつながる
ダム・橋梁・道路などを「つくる」、道路整備・舗装工事などで地域を「つなぐ」、そして災害発生時に復旧工事を行い、暮らしの安全を「まもる」。どれも大事です。中でも「まもる」業務には、いっそう気合が入ります。大雨で土砂が崩れたり、道路が水浸しになるといった災害は、毎年のように起こっています。災害によって道路が使えなくなったら、早急に通れるようにしないといけません。緊急車両すら通行できない状態だと、被害が長引いてしまいます。そんな時、岩国地域のインフラを守っているミヤベに、関係自治体や所管の官公庁から出動依頼がかかるのです。 復旧にあたる際は、動けるスタッフを数班に分け、三交代などのシフトを組みます。そして、どうすれば安全かつ効率的に作業を進められるか、事前にしっかりとミーティングを行った上で出動するのです。現場に重機やトラックを運び、免許のある者が操作。免許のない者は他の設備を使って作業を進めます。
2023年は、土砂崩れの復旧工事に参加しました。小高い山に石垣が組まれ、その上に一軒家が建っていたのですが、大雨のせいで地盤が脆くなり、土砂が流出してしまったのです。幸い家は無事で人的被害はなかったのですが、国道が土砂でふさがれて通れません。そこで国交省から連絡を受け、私たちが向かいました。まずは土砂が崩れないよう応急処置をした上で、道路の土砂を除去。国道の通行を回復後、山をどうするか検討します。結局、家を解体して石垣を取り払い、山を切り直して斜面を補強する、という工事を実施しました。 台風などの時は進路や到達時期が予測可能なので、事前に準備できます。しかし、水道管破裂といった災害は予測ができないため、起こったらすぐに向かう必要があります。どちらの対応も大変です。が、無事に工事が完了し、「これで安心して通れるよ」と地元の人々に声をかけてもらえる時は、やりがいを感じます。工事を終えて家に帰った時、家族に「今日も仕事で、地域の人の役に立ったよ」と誇りたくなりますね。
メンターや先輩の支えが成長の手応えを生む
文系出身の私がミヤベに入ったのは、「ものづくりが好きで、屋外で働く仕事をしたい」という思いがあったからです。地元へのUターンを志望していたので、関東に残るつもりもありませんでした。そして、岩国地域で着実に歴史を重ねているミヤベに魅力を感じたのです。 現場に出始めたばかりで、わからないことだらけ。作業に使うアイテムの名前を覚えるだけでも一苦労です。今は現場の職人さんと一緒に作業したり、現場を監督する先輩のサポートをしながら、施工管理の基礎を学んでいます。 ミヤベでは、年齢の近い先輩が新人につき、アドバイスしてくれるメンター制度を導入しています。メンターとは月2回ほど面談があり、仕事の疑問や悩みなどいろいろ話しています。年齢が近いので、気兼ねなく言えるのがありがたいですね。まだまだできないことばかりだけど、メンターや現場の先輩が見守ってくれるおかげで、少しずつ成長できている、と実感します。
私には4歳と1歳の子がいます。育児休業を取得したのは下の子が生まれた時。トータルで3週間ほど仕事を離れ、育児と向き合いました。最初の子の時は育児をほとんど妻に任せていたのですが、出産でひどく体力を消耗した妻に、大変つらい思いをさせてしまいました。妻が2人目の子どもを妊娠した時、もっと育児や家事に関わらなければいけないと思ったのです。会社も育休を強く推奨してくれ、安心して取得を申し出ました。 育児してみると、夜の授乳とか、風邪の時の看病とか本当に大変で、妻一人に押し付けていたと思うと、恥ずかしい限りです。しかしそれだけに、子への愛情が深まったし、家族を守っていくぞ!という意欲も強くなりました。仕事は先輩がカバーしてくれたので、何の不安もなかったです。 後輩が結婚し、子を授かったら、育児休業を勧めようと思います。「安心して存分に休め! 仕事はオレがカバーするから」と、背中を押してあげたいですね。
ミヤベに入社してからアマチュアのベンチプレス選手となり、公式競技に参加しています。2018年、2019年には世界大会にも参加。2019年大会では230kgを上げ、83kg級ジュニア部門で世界優勝を果たしました。 国内大会は土日開催なので通常の休日で間に合いますが、世界となるとそうはいきません。南アフリカ開催だった2018年は、1週間有給を取りました。この時は「交通費がかかるだろうから」と会社が資金面で後押ししてくれました。自分のプライベートな活動を会社が応援してくれるのはありがたいですね。ベンチプレスを始めた頃はジムに通っていたのですが、その後トレーニング設備を購入。自宅で毎日鍛えています。残業もほとんどないので、トレーニングの時間がしっかり取れます。コロナ禍で世界大会はできませんでしたが、そろそろ復帰します。次も優勝を目指しますよ。
私、ずっと追いかけている男性アイドルグループがいるんです。そのグループのライブ情報をキャッチすると、いても立ってもいられません。東京だろうが大阪だろうが参加します。大人気なので、なかなかチケットが取れないんですけどね。でも2024年3月開催の東京ドームライブはチケットがゲットできたので、ウキウキしながら行ってきました。そのため1日有給を取得したのですが、上司に「ライブに行ってきます」と言うと「楽しんできて」と送り出してくれて。前職は販売職だったため、来客の多い週末などに「有給が欲しい」なんてなかなか言えません。でもミヤベは有給消化を推進してくれています。だから遠慮なく“推し活”できるんです。それ以外でも、家族と温泉などによく出かけるので、1年の有給をほとんど使ってしまいます。休む時はしっかり休んだ方が、仕事にも好影響ですよ。ミヤベでは、ライフワークバランスの良い毎日が送れます。
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