手がける製品は、滑らかな遠隔操作を実現するコントロールケーブル、給油/給電扉のロックやシートのリクライニングロックを解除するアクチュエータ、窓ガラスを昇降させるウインドレギュレータ、電動で作動するパワーリフトゲートやパーキングプレーキなど、スムーズな動きでドライバーや同乗者に利便を提供するモノばかり。
先輩の指導のもと、樹脂部品・プレス部品の設計、他社製品のベンチマークといった業務からスタート。設計プロジェクトチームの一員として、構造設計・機構設計・機械設計のスキルを磨いていきます。独り立ちして設計担当者に昇格したら、全体構想の検討から構成パーツの詳細設計、試作・検証、関連部署との調整、量産移行段階での生産支援まで、顧客先との折衝を含めて、一連の設計業務を主体となってドライブします。
キャリアを重ねるなかで、チームリーダー・プロジェクトリーダーを経て、国内・海外の特定のお客様の担当窓口として活動。エンジニアリングマネージャーの立場で、そのお客様向けの開発プロジェクト全体を統括し、リーダーを率いて案件の進捗管理や問題解決に取り組みます。
単一機能の機構部品から複数機能を統合したモジュールやシステムへ、メカ制御から電子制御へ。カーテクノロジーの革新を受けて、ハイレックスには、ますます高度で多機能なメカトロニクスのモノづくりが求められています。
こうしたトレンドに応じ、機械系エンジニアには材料・熱・流体・機械の4力に詳しいハード設計のスペシャリストとして、ダイナミックに活躍できます。
社内での電気電子・情報系の技術陣との連携はもちろん、国内・海外のパートナー企業と協業する機会も増えており、多様なエンジニアとのグローバルなコミュニケーションを通して、より幅広い知見を有する「市場価値の高い機械系エンジニア」へとキャリアを伸ばせます。
当社の製品は、窓やリフトゲートの開閉など、目に見えて動きが分かるものが多く、利用者から打てば響くように反応が返ってくるだけに、自分たちの仕事の成果を明確に感じ取ることができます。いいモノができれば、多数の車種にヨコ展開されるケースもあり、世界のモビリティに貢献している実感を得られます。
革新的な構造やメカを発想し、画期的な新製品を開発して、クルマの技術史に名を刻むことも、決して夢ではありません。