アイリスオーヤマ数千人の力になるシステム部の仕事 アイリスオーヤマ数千人の力になるシステム部の仕事

2.5万点以上の商品を保有し、
企画から製造、販売、アフターサポートと
一貫した体制を持つ、アイリスオーヤマ。
20を超える部署と、数千人を抱えた大きな組織。
その活躍を支えているのが、私たちシステム部です。
社員全員が効率的に、確実に、そして何より
エネルギッシュに仕事を進められるようにするために日々、
様々なシステムの企画・開発・運用を行っています。

システム部で活躍する
若手社員のエピソード

挑戦したい意欲があれば、年次にかかわらず、
どんな仕事も任せていくのがシステム部のスタイル。
ここでは入社10年未満の3人の先輩社員が
活躍したエピソードについてご紹介しています。

従業員約6,000人のミーティング品質の向上へ!入社2年目新リーダーの挑戦 従業員約6,000人のミーティング品質の向上へ!入社2年目新リーダーの挑戦

すべての1on1ミーティングの
課題解決へ向けたシステムを

上司と部下が1対1で面談し、仕事ぶりを振り返ったり、相互理解を深めたりすることを目的とすることで知られる、1on1ミーティング。当社でも定期的に実施していました。ただ、充実しているミーティングがある一方で「上司に心配をかけたくない」「上司にこんな相談をしても大丈夫だろうか」といった、モヤモヤを抱えている部下がいることも分かりました。そして同時に「本当に悩みが解決に向かうだろうか」「本人の成長につながっただろうか」と、ミーティングの手応えが分からず、悩む上司がいることも。互いに前向きな考え方を持って向き合っているのに、ミーティングが充実しないことがある。この課題を解決すべく独自システムを開発するプロジェクトが発足しました。

入社2年目で任された
革新的システムの開発リーダー

ここで私はリーダーの立場として関わることになりました。情報系の高専卒で、数学が得意だったこともあり、入社2年目でこういった業務に関われることに大きな喜びがありました。開発は外部のパートナー会社と進行し、私は主に要件定義や、実装した仕様の確認などのプロジェクト全体のマネジメントに携わりました。進める中で「たのしい!」という気持ちがある一方、「本当にこの考え方でいいのか」と不安がよぎることもありました。特にネットワークとの連携には大苦戦。これまであまり触れてこなかった領域になるため、打ち合わせの場で「ファイアウォール」と言われても「え? ネットワークに炎の壁なんてあるの?」と思ってしまうほど・・・。だから、自分で勉強することはもちろん、ネットワーク領域の先輩社員たちにはしつこく質問をして、知識の幅を広げることに努めました。根気強くコミュニケーションに付き合ってくれた皆さんには感謝しています。

チャレンジできる機会と
チャレンジ成功を支える文化がある

現在、プロジェクトが始まって10ヶ月ほど経ち、ようやくシステムのカタチが見えてきたところです。振り返れば、初めての取り組みにも関わらず、大きなトラブルもなく、スケジュール通りに進行することができたのは、上司をはじめ、たくさんの同僚たちのおかげです。アイリスオーヤマは新しいチャレンジの機会をもらえるだけではなく、その成功に向けて、力を貸してくれる人がたくさんいるのが良いところ。開発の仕事と言えば、一人でもくもくと作業することをイメージする方も多いと思いますが、当社はみんなでワイワイ言いながら意見を出し合って、困難を突破していくような文化があります。だから、一見超えられないように感じた壁も、周囲の声をヒントに突破することができました。チャレンジできる環境と、そのチャレンジの成功に向けて力が集まってくる感じが、働いていて心地良いと感じます。

アイリスオーヤマを長年支えた物流システムをゼロから見直す!入社3年目の奮闘劇 アイリスオーヤマを長年支えた物流システムをゼロから見直す!入社3年目の奮闘劇

ITを軸にすれば、あらゆる
ビジネスシーンで活躍できる

ITはビジネスのあらゆるシーンにつながっています。この視点で見れば、商品の企画、製造、販売、物流、アフターサービスと、一貫した体制を持っているアイリスオーヤマは大変魅力的な会社だと感じました。実際に入社後は、それまで関心の薄かった物流のおもしろさに気づくことができました。商品が製造される工場に足を運び、絶え間なく関係者が行き来している様子を目の当たりにしてモチベーションが高まったんです。システムが使われる先のユーザーの顔が見れると、いい緊張感が出てきます。開発の仕事をしているからと言って、ずっと屋内でPC作業をしているわけではありません。積極的に現場に足を運び、話を聞き、観察しながら仕事を進めています。これは当社のシステム部の特徴的なところのひとつだと思います。

長年、アイリスオーヤマを支えた
物流システムを根っこから見直す

アイリスオーヤマをはじめ、今、多くの物流現場では自動倉庫が使われています。これは商品の入荷や保管、出荷といった一連のオペレーションをシステムで自動化した倉庫のこと。どの運送会社に、どの商品を、いつまでに、どこに、どのくらい運送してもらうかといった、様々な運送情報をデータベースで管理していました。ところが、何度も仕様を加えたり、調整したりしているうちに、煩雑で、メンテナンスが難しいシステムになってしまっていました。そこでゼロからシステムを見直していくことに。私はテーブルを定義する仕事を任されました。長年使われてきたシステムの根っこにメスを入れるような仕事にワクワクする反面、「自分のような、経験の浅い人間がやって大丈夫なんだろうか」と不安にもなりました。

厳しさよりもエールを感じた
先輩たちのフィードバック

自分なりに試行錯誤を重ね、ようやく、先輩たちにレビューをお願いする機会がやってきました。1回目は不十分な点が多々指摘され、膨大な量のメモを書き残しました。力不足に悔しい気持ちになることもありましたが、先輩たちの言葉には厳しさだけではなく、期待やエールも込められていた気がしたので、いつも力をもらっていました。何が足りなかったのか。次にどうするべきなのか。考えるきっかけもたくさんもらいました。その後、今回のシステムに関与する、様々な部署の方にヒアリングをかけ、情報を集め、テーブルの定義づけをさらに進めていきました。2回目、3回目とレビューを重ね、4回目には完全にOKをもらうことができました。難しい仕事でしたが、先輩たちのおかげで最後まで走ることができました。

コロナ禍でも、工場新設時でも中心的役割を果たした入社10年目の社員 コロナ禍でも、工場新設時でも中心的役割を果たした入社10年目の社員

短期間で20以上の部署の
リモート環境を整備

アイリスオーヤマに入社して10年以上が経ちます。そんな私が今感じるのは、システム部は常に変化と挑戦が求められる環境にあるということです。例えば、新型コロナウイルスが猛威をふるっていた時のこと。社員が安心・安全に働けるようにと、リモート環境の整備を急ピッチで進めました。VPN接続に必要となるソフトウェアを端末にインストールして、それぞれの部署で滞りなく仕事ができるようにサポート。ヒアリングを重ね、運用ルールを策定し、キッティングまでしっかり対応していきました。非常に期間が短い中で、20以上の部署と向き合うことができたのは、計画段階で各タスクの重要度を判定し、できること、できないことに明確な線引きを行ったことが大きかったと思います。そこを見誤れば、どれだけ急いで進めても、混乱をきたしてしまうためです。

マスクの急激な需要増に伴う
通販サイトのサーバ増強

コロナ禍と言えば、マスクの需要が急激に高まったことも記憶に新しいと思います。当社でも取り扱っていたのですが、当時は公式通販サイト「アイリスプラザ」がダウンしてしまうほどアクセスが集中しました。これではいけないと思い、急ピッチでサーバの増強対応を行いました。世の中の変化に対して、ここまでのスピード感に耐えうる仕事ができるのは、社内に開発担当が在籍している点が大きいです。外注となると、どうしてもワンテンポ遅れてしまいます。今後も社会で様々な動きがあると思いますが、それに耐えうるだけの仲間や、立ち向かえる環境や文化が当社にはあります。

快適な通信環境の構築に向けて
ゼネコンと共に工場建設を進行

最後はもう少し別の視点のお話もさせてください。工場を立ち上げた時の話です。言わずもがな今の工場に通信環境は必要不可欠。建設を担当するゼネコンとの連携が必要になります。これは入社前、予想しなかった仕事のひとつです。まさか開発会社以外の外注先、しかも建設会社と仕事をすることになるとはと驚きました。通信障害のリスクの低い環境にするためにどんな配線がいいのか。工場内の導線も配慮しながら検討を進めていきました。何せ200人以上の方が働く場所です。ストレスのない環境で活躍してもらいたいので、自然と力が入りました。最初の1件目の工場立ち上げ時は上司にフォローしてもらったのですが、そこで基本的な流れや注意点は分かったので、2件目、3件目の立ち上げは私はリーダーとして携わらせてもらいました。ずいぶん慣れてきたおかげで、次に機会があれば、今度は若手を育成しながら進めてみたいと思っています。

数字で見るシステム部 数字で見るシステム部

アイリスオーヤマのシステム部を
様々な数字を使ってお伝えいたします。

男女比
出身地(エリア)
卒業区分
平均年齢
残業時間
有給取得率