ワタミ

熱血店長の失敗を糧に、8店舗300名以上を率いる。

丸山 哲明

居酒屋営業本部 エリアマネージャー
2012年4月入社 スポーツ科学部卒

飲食のアルバイトは経験無し。
入社してからアルバイトスタッフに教わる。

私は高校・大学を通してソフトテニスに打ち込み、体育教師を志望していましたが、まずは社会人経験を積んだうえで教育業界をめざそうと考えてワタミに入社しました。外食・宅食・農業・環境・海外など多角的な事業を展開している大手企業で、人材育成に力を注いでいると知り、人として成長できる場だと感じたのが決め手でした。
入社後は居酒屋部門の広島駅新幹線口店に配属されますが、私は飲食の仕事経験はゼロ。分からないことばかりだったので、何でも吸収する一年にしようと決めて、現場では先輩のアルバイトスタッフに教わりながら、実務を覚えていきました。
現場は凄く新鮮でした。もともとスポーツが好きで、青少年を教える体育教師を志望したのですが、ワタミの店長は高校生から70代まで幅広い年代のメンバーを40~50人ほど統括し、一人ひとりに合った指導を進め、成長を促す役割を担います。しかも、その成果はお客様満足、イコール「たくさんのありがとうのお言葉」に直結しているのです。もちろん、教え方に問題があれば、逆の結果を生む場合もあるわけで、『いろいろな人を導いて、すぐに反応が返ってくる。教師以上に面白くてやりがいにあふれている』と実感。この道を突き詰めようと、気持ちが固まりました。

初めて店長になって半年後、25人いたアルバイトが5人に。

入社2年目の2013年4月、店長に昇格して愛媛県の松山大街道店に赴任します。ところが25名ほど在籍していたアルバイトが、半年後に5名に減ってしまったのです。『いい店をつくりたい』という想いが先走り、メンバーへの『働いてくれて、ありがとう』という感謝の気持ちを忘れ、自分の意見ばかり押しつけた結果でした。独りよがりの熱血店長では通用しないと身に沁みて、1年後には20名体制まで戻せましたが、この失敗こそ私のキャリア形成の土台になる体験だったと確信しています。
その後、数店舗の店長を経て2016年10月にGM、2019年5月にエリアマネージャーに昇格。現在は大阪の梅田と谷町、神戸の三宮、和歌山で「三代目 鳥メロ」と「ミライザカ」の全8店舗、社員とアルバイト合わせて300名以上のメンバーを統括しています。
『おいしくてサービスが良くてリーズナブルだ。あの店に行けばまちがいない』と地域の皆さんにご来店いただき、『良かった、ありがとう』とご満足いただける店舗をつくるのが、私たちワタミのスタッフ全員の想いです。店長→GM→エリアマネージャーとキャリアアップするほどに受け持つ範囲と責任は重く、権限も大きくなりますが、QSC/クオリティ・サービス・クリーンリネスの向上に努め続ける基本は変わりません。その先に「地球上で一番たくさんのありがとうを集める」という共通のテーマがあるからです。

故郷の広島で独立し、子どもたちにスポーツを教える日を夢見て。

エリアマネージャーは担当する店舗と本社の間に立って、地域の一番店づくりを推進する立場です。自ら店頭に出てQSC向上の先頭に立ちつつ、本社での会議に出席し、理念や戦略の共有と店舗への展開を図ります。なかでも重要なのがデータの分析と活用。店舗ごとに、来店客数・売上・利益の時系列データや対前年比等、様々な数字を掘り下げながら増減の要因を探り、ネット広告の出し方やクーポンの設定等のプロモーションを立案。GMや店長、本部長や部長とすり合わせて実行に移し、再びフィードバック…といったPDCAのサイクルを回します。
すぐに結果が出るのが、面白さであり怖さです。それだけに繁忙期の24年12月、担当8店舗中6店舗で最高月販記録を更新できたのは、私の想いがメンバーに伝わったと肌で感じ取れて格別でした。
次のキャリア目標は、ひとつは部長職ですが、もうひとつDFC(ダイレクトフランチャイズ制度)を利用した独立も視野に入れています。いずれは故郷の広島に戻って居酒屋を経営しながら、子どもたちにスポーツを教えることができたらと夢を持っているからです。ワタミは社員の成長を惜しみなく支援してくれる会社なので、チャンスは今後ますます広がると期待しています。

1日の流れ

12:00
出社。週5日のうち4日は担当エリアの各店舗を順番に訪問。
1日は本社に出社して居酒屋営業本部の会議やエリアミーティングに参加。
店舗では、各店舗と連絡を取り、当日のワークスケジュール、予約数に応じた人員配置といった営業イメージを、店長や時間帯責任者とすり合わせる。本社からの連絡事項をまとめたり、各店舗の営業データをチェックしたりといった作業も。

14:00
開店前のチェック。
ユニフォームに着替え、キッチンの衛生管理ができているか、店内のクリンリネスが保たれているか、お客様目線で気になるところはないかなど、隅々までチェック。必要に応じて清掃や修繕を指示。合間にはメンバーとコミュニケーションを取りながら、注意事項やキーポイントの共有を図る。

17:00
オンステージ。
店長・社員・アルバイトと一緒に、店舗の一員として調理や接客に携わり、気づいたことや改善すべき点を指導。

22:00
退社。
複数店舗を巡回する日と、ひとつの店舗の営業にフォーカスする日がある。本社への出社日と合わせ、月ごとにスケジュールを組んで活動。

ワタミで築く多彩なキャリア

ワタミは、「夢を持つ」「夢を追う」「夢を叶える」3つのステップで皆さんの豊かなキャリアアップをサポートします。

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