
フューネラル(葬儀)とブライダル(婚礼)。特別な1日を支える人たちの仕事内容と喜び、キャリアについて知っていただくために、各職種の先輩、後輩にインタビューを行いました。あいプラングループで働く魅力をぜひ、知ってください。

フューネラル
セレモニープランナーの
仕事と喜びとキャリア
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Mさん
入社3年目 -
Iさん
入社13年目
係長
入社動機は?

Mさん
入社3年目
合同企業説明会であいプランを見つけ、インターンシップに参加をしたのですが、そこで見せてもらった仕事紹介動画に心を動かされたのがきっかけです。動画の内容は、トラックドライバーをされていた方の葬儀を執り行うために、先輩社員が故人様の勤め先からトラックを借りてきて、斎場に持ち込んだというもの。火葬場へと向かうバスの後ろをトラックがついて走り、故人様を最後までお見送り差し上げたそうです。“お客様の想像を超える感動をお届けする”という、あいプランの仕事のスタンスを目にし、共感したことが、入社の決め手になりました。

Iさん
入社13年目
係長
私も合同企業説明会であいプランを見つけました。当時、あいプランという社名は知らなかったのですが、あいプランが運営する『やわらぎ斎場』で祖母の葬儀を行ったことがあったので「知ってる会社だ!」と興味を持ちました。札幌市内だけでも、1日に約20件の葬儀が執り行われていますので、セレモニーホールは地域社会にとってなくてはならない場所。何より、葬儀という無形のサービスに対して、決して安いとはいえない金額をお支払いいただいた上で「ありがとう」と感謝の言葉までいただけます。多くの人から必要とされる仕事だということを知り、この仕事に就こうと思いました。
フューネラルの仕事って
緊張しそう
不安はなかったですか?

Mさん
入社3年目
正直、最初は難しい仕事かなと思っていました。しかし、説明会でお会いした先輩社員の笑顔と話しやすい人となりに触れて、心配はなくなりました。事務所の雰囲気も朗らかですし、緊張しすぎるというようなことはありません。葬儀というと様々な宗教の知識やマナーが必要になるので、難しそうと思われがちですが、その心配も不要です。親切な先輩方がひとつひとつ丁寧に教えてくださるので、安心して働くことができます。

Iさん
入社13年目
係長
私たちが緊張をしていると、葬儀自体に緊張が漂い、ご遺族様も緊張されてしまいます。畏まった接客、畏まった会話はあまり良いとは言えません。むしろ少しフランクに。もちろん、大笑いをするようなことはありませんが、微笑みを大切にご遺族の方々と接します。そうやって接していると、葬儀の後に「あなたのおかげで、余計な緊張をせず、あたたかく見送ることができました」と、感謝の言葉をいただけることもあります。学生の皆さんにとって、葬儀は身近ではないかもしれませんが、だからと言って難しいものでもないのです。もし、お時間がありましたら、やわらぎ斎場では、マルシェや移動動物園など地域の方々と交流を行うイベントを定期的に行っていますので、ぜひ、来てみてください。雰囲気を知っていただけると思います。
仕事内容は?

Iさん
入社13年目
係長
一般的な葬儀の流れを説明します。まず、会員様からご家族が亡くなられたというお電話が入ります。電話を受けたら病院にお迎えにあがり、ご自宅、あるいは斎場の安置室にご遺体をお運びします。そして、ご遺族にご挨拶をさせていただき、どんな葬儀にされたいかお話を伺います。葬儀の内容が決まったら、式場の準備、お食事の手配、そのほか必要なものを発注します。その後、お通夜の進行、翌日の葬儀の進行をさせていただきます。葬儀が終わりましたら、ご遺族のご自宅にお伺いし、祭壇の設置を行います。当社では、この一連の流れを5名前後のチームで行います。チーム内でそれぞれ役割が分かれていますので、自分の仕事に集中できるのがポイントです。

Mさん
入社3年目
私たち、セレモニープランナーの仕事は、お通夜と葬儀の進行です。お通夜、葬儀の流れをお打ち合わせした上で、必要なものの手配を行います。例えば、遺影やお食事といったものがそれにあたります。お通夜がはじまりましたら、マイクを持って式を進行しております。葬儀の際も同様に、準備と式の進行を行います。また、葬儀の後の祭壇の設置もお手伝いさせていただいています。ご遺族の方々と深く関わる仕事を担当していますので、名指しで「あなたが担当で本当に良かった」と、感謝の言葉をいただけるのが嬉しいです。

Iさん
入社13年目
係長
私は5年前にマネージャーに昇格したので、今は直接、お通夜や葬儀に関わることが少ないです。葬儀のご依頼が入ったら、チームを組成し、マネジメントを行っています。マネジメントの他には、地域の方々とのつながりをつくる仕事を行っています。例えば、寺院との連携の強化。セレモニーホールはお寺の方々との連携なくしては立ち行きません。年末年始のご挨拶などを通じてつながりを深めています。また、地域の方々との交流を深めるために、各種イベントを企画し、大人から子供まで、セレモニーホールを身近な存在に感じていただけるよう励んでいます。そのほか、町内会のイベントや催しなどにも顔を出しています。こうしてつながりを深めていくと、「あなたに聞くことではないかもしれないけど、今度、町内会で新年会をやるのだけど、お食事手配できない?」といったような相談をいただいたりします。私と話をしている中で、「そういえば、やわらぎ斎場の食事は美味しかった」と思い出してくださったみたいで、嬉しくなりました。もちろん、私とやわらぎ斎場を信じてご相談いただいているので「できますよ!」とお返事差し上げました。

心に残るエピソード、
仕事の喜びは?

Mさん
入社3年目
就職後、地元にあるやわらぎ斎場に配属され、現在に至っています。そのため、昔からの知り合いの方とお通夜や葬儀でお会いすることがあります。先日、学生時代のバイト先のチーフのお父様がお亡くなりになり、その葬儀を私が担当しました。久しぶりにお会いしたチーフは「Mくん、本当に立派になったね。いいお葬式をありがとう。おばちゃん嬉しい」と涙を流されながら、声をかけてくださいました。嬉しさと、照れ臭さが重なって、なんと言ったら良いのかわからなかったのですが、胸が熱くなりました。“お客様の想像を超える感動をお届けする”という当社の考えを実践するお相手が、これまでにご縁のあった大切な方々になる。そんな機会と出会い、感動されているお顔を直接、目にすることができるのが、この仕事の喜びだと思います。

Iさん
入社13年目
係長
お孫さんの結婚式の3日前にお亡くなりになられた、お祖母様のご葬儀が忘れられません。お祖母様はお孫さんのウエディングドレス姿を見ることをとっても楽しみにされていました。お孫さんはその気持ちを知っていらっしゃったので、とっても落胆されていたのです。その姿を見て『私たちに何かできることはないか』と考え、棺にブーケを入れることを思いつきました。当社のブライダル部門に連絡を入れ、お祖母様のお好きだった色のお花でブーケをお作りしました。棺の蓋を閉じる際「結婚式でお祖母様にお渡ししたいと思われていたブーケをお作りしましたので、ブーケトスの代わりに、一緒に入れてください」とお渡ししました。お孫さんをはじめ、ご参列者の皆様が一斉に涙を流され「ありがとう」と感謝の言葉をいただきました。悲しみを感動でお支えする。少しでも前向きに故人を送り出すことにつながるお手伝いをさせていただけることが、この仕事の喜びだと思います。
会社、組織の魅力は?

Mさん
入社3年目
分業制になっている点が魅力ではないでしょうか。自分の役割がはっきりしているので、やることや覚えることもはっきりしています。また、スケジュールも管理しやすくなるので、働きやすさにも繋がっていると思います。安心して働くことができる点は、学生のみなさんにPRしたいポイントだと思っています。

Iさん
入社13年目
係長
地域に根付いて事業をしている会社であるという点が魅力だと思います。やわらぎ斎場は、無くなると困る場所というように、地域の方々に認識をいただいています。そのご期待に応える責任はありますが、その分、やりがいもあります。ぜひ、社会を支えるサービスを一緒に提供していきましょう。


ブライダルスタッフの
仕事と喜びとキャリア
-
Sさん
入社6年目
ドレス
コーディネーター
リーダー -
Dさん
入社16年目
ウエディング
プランナー
チーフ
入社動機は?

Dさん
入社16年目
チーフ
就活をしていたころは、あいプランという社名を知りませんでした。家の近くにある、やわらぎ斎場の運営をしているということを知り、そこからすごく身近な存在に感じるようになりました。私のキャリアは他の方々と少し違って、パティシエになりたいという夢を叶えるために、あいプランに入りました。製菓専門学校を卒業し、ブライダルパティシエになることを目指して北海道内で職場を探していました。そこであいプランと出会い、入社をしたという流れです。

Sさん
入社6年目
リーダー
私もDさんと同じように、最初にあいプランという社名を見たとき、ピンと来ていませんでしたが、「藻岩シャローム教会を運営している」と聞いてハッとなったのです。自宅の近所に綺麗にライトアップされた教会があるのですが、それが藻岩シャローム教会だったので、一気に興味が湧きました。実は高校時代からウエディングプランナーに憧れがあり、大学もウエディングプランナーを目指せる学校を選んでいました。あいプランに入ったら、あの綺麗な教会で働けるかもしれない。そんな思いが膨らみ、入社動機が固まっていきました。
元々の夢と現在の仕事が
少し違うように思うのですが…

Sさん
入社6年目
リーダー
学生時代はブライダルの仕事=ウエディングプランナーと思っていました。入社後の研修で、実はウエディングプランナーのほかにも、ドレスコーディネーターやヘアメイクコーディネーター、サービススタッフ、フローリスト、調理師などのさまざまなプロが集まり、一つの結婚式をつくりあげているということを知りました。また、入社後には研修の一環として、ウエディングアドバイザー、ウエディングプランナー、ドレスコーディネーター、サービススタッフの仕事を体験させてもらいました。ドレスを見つめる新婦様の楽しそうなお顔と、運命の一着に出会った瞬間、キラキラ輝く姿を見て、ドレスコーディネーターの道を歩むことに決めました。一口にブライダルの仕事といっても、さまざまな仕事と喜びがあるのです。

Dさん
入社16年目
チーフ
パティシエをしていた頃、半年に一度行われるブライダルフェアの企画・運営に参加する機会をいただきました。結婚式を検討されている未来の新郎新婦様と直接お話をさせていただく中で、お二人のしあわせに花を添える演出やサービスを考える面白さを体験しました。もっと、お客様と直接お話をする仕事がしたいという思いが沸々としてきたころに、職種転換の機会をいただくことができ、ウエディングプランナーになりました。今思うと、職種に関係なく、ブライダルフェアの企画・運営に参加させてもらう機会をあたえてもらえたことで、自分の興味が広がったのだと感じています。視野を広げる機会に恵まれる職場だと思います。
仕事内容は?

Dさん
入社16年目
チーフ
ウエディングプランナーの仕事は、お客様のご希望を叶え、しあわせな挙式を演出すること。お客様のご希望をじっくりとお伺いし、プランや演出、当日の進行をご提案します。結婚式は形のないもの。ですので、アイテムやサービスをご紹介しても、それが、どんな効果を生み、しあわせを実感できるのかは、当日までわかりません。単にサービスや演出の紹介をするのではなく「こんなドラマをつくれます」といった、ストーリーをご提案するように心がけています。そのほか、一緒に挙式をつくっていく、スタッフや業者さんへの依頼や、アイテムの発注も行います。挙式当日は滞りなく挙式が進むよう進行を支えます。お客様と長い時間をかけて、ご一緒に挙式をつくっていきますので、挙式が終わったあと涙を流されながら「あなたでよかった」と感謝の言葉をいただくこともあります。

Sさん
入社6年目
リーダー
ドレスコーディネーターは、新婦様のドレス選びのお手伝いはもちろん、ご親族の方のお衣装のご手配も行っています。ドレスは大きさも、形も特殊です。少しサイズが合わないだけで、美しさが変わります。ジャストサイズに調整をして、最も美しい姿で挙式を迎えていただけるように準備します。新婦様とそのご家族様にとって、ドレスは結婚式を象徴するアイコン的な存在。ドレスを選ばれるお姿は、しあわせそのものです。ドレス選びに立ちあわれているご家族のお顔も、感慨深いものがあります。運命の一着を見つけられた時、新婦様のお顔はもちろん、その場にいらっしゃるご家族のお顔も明るくなり、場の空気が一瞬で明るくなります。このようなシーンに立ち会うことができるのが、ドレスコーディネーターの仕事の醍醐味だと思います。

Dさん
入社16年目
チーフ
私は昨年からチーフに昇格しましたので、自分の担当する挙式だけではなく、メンバーの挙式のサポートも行っています。結婚式は、いろんなことが起こります。ご親族の到着が遅れることもあれば、新婦様が緊張で体調が優れないこともあります。その場、その場で、適切な判断を下すのは簡単ではありません。チーフとして若手を支え、挙式を滞りなく進行していくこともマネージャーとしての勤めになります。そのほかには、定例会議の進行や、後輩の教育も行い、いままで以上に強い組織をつくる仕事も任されています。

Sさん
入社6年目
リーダー
実は、私も昨年、リーダーに昇格しました。リーダになって一番変わったことは、決断を行うことが増えたことです。これまで、自分で判断できないことは、先輩に相談して意見を仰いでいましたが、今は、私が後輩の相談を聞き、適切な判断を行う立場になりました。お客様が喜んでくださることを意識して決断を行うことはもちろん大切ですが、会社としてその決断が正しいのか、ということもはかりにかけて考える必要があります。なかなか難しいことではありますが、それが成長につながっていると感じています。

心に残るエピソード、
仕事の喜びは?

Sさん
入社6年目
リーダー
大好きなお祖母様のために結婚式を挙げたいという新婦様のエピソードが印象深いです。初回のドレス選びから新婦様のそばにはいつもお祖母様がいらっしゃっていました。ドレス選びが終わり、本番さながらのリハーサルを行ったとき、きれいな大人の女性になった新婦様の姿を見て、お祖母様は涙を流されて喜ばれていました。その光景を前に、私の胸もぎゅっとなりました。二人のしあわせのために結婚式を挙げたいという人だけではなく、お祖母様やご家族のために挙げたいという方もいらっしゃるのだということを知り、結婚式は、ひとつとして同じ思いではないということを改めて実感しました。感動と共に、襟を正す機会をいただけたと感じています。

Dさん
入社16年目
チーフ
サプライズ結婚式のお手伝いをさせていただいたことがあります。すでにご結婚されいるご夫婦がいらっしゃったのですが、そのご親族の方々が、結婚式をプレゼントされたのです。ご夫婦には「フォトウエディングをプレゼントする」ということで、お話を進めていました。式当日、スタッフも皆、フォトウエディングの動きを行い、ご夫婦のお写真をお撮りしました。チャペル内での撮影と称して、ご夫婦をチャペルにお通しすると、高らかにBGMが流れだし、ご親族とご友人が、大きな拍手でご夫婦をお迎えしました。神父様の前で指輪を交換され、改めて、家族としての誓いを立てられたご夫婦は、喜びの涙を流されていました。結婚式の持つ力や意味というものを改めて実感することができました。
会社、組織の魅力は?

Sさん
入社6年目
リーダー
チャレンジを後押ししてくれる会社という点が魅力です。私の場合、ドレスの買い付けをやってみたいと手をあげたら、その機会を与えてもらえました。年に2回京都で行われる、結婚式の展示会に参加し、新しいドレスの買い付けをやらせてもらいました。実は、ニューヨークやバルセロナでもドレスの展示会があります。キャリアを積んで、いつか海外にも買い付けに行ってみたいと思っています。自分の視野が広がる環境で一緒に働きませんか。

Dさん
入社16年目
チーフ
お客様の結婚式が、どうなれば一番しあわせなのかを真剣に考えることができること。そして、それについて、部署を超えて、プロフェッショナル同士が意見交換をしながら進めていけることが魅力だと感じます。誰に相談を持ちかけても、嫌な顔をせず、前向きに和気藹々と話し合える点があいプランの魅力だと思います。頼りになる仲間がみなさんを温かく見つめ育てていきます。ぜひ、一緒に働きましょう。
