これが私の仕事 |
流速計の種類や用途に応じた校正試験、試験成績書の発行 私が勤務する流速計試験所では、全国の流速計の90%以上の校正試験を実施しています。流速計とは、水などの流体の速度を計測する機器のこと。主に河川や水路などの流量を測定するために使用されるもので、種類としては回転式、電磁式、超音波式、電波式などがあります。
校正試験は、全長155m×幅2m×深さ2mの屋内水槽設備内にある試験台車に流速計を取付け、試験水槽の静止した水の中に沈め試験台車を走行させて行います。
また、試験実施後にはその結果を記した「流速計試験成績書」を発行。これは国から認められた成績書で、発行機関は私の勤務する流速計試験所を含めて日本で2箇所だけです。
その他、水中ロボットを用いた海洋調査・研究も実施しており、川・海と自然相手の業務に直接的にも間接的にも関わりながら日々成長できます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
お客様から「流量観測の根幹をなす流速計試験所」と言っていただきました。 河川の流量観測は水力発電計画の基礎データ、河川計画・管理および洪水予測などの基礎データとなる重要なもので、長年にわたり継続的に測定していく必要があります。私たちの仕事はそれに使用する流速計を試験するという点において、社会貢献できる仕事だと言えます。
日々真摯に取り組む中で、お客様から「流量観測の根幹をなす流速計試験所」とのお言葉を頂くことがあります。自分の仕事が人々の暮らしに深く関わっていることを実感するたび、感動とやりがいを感じます。また、上司や先輩も気さくで頼りになる方ばかりなので安心して働けます。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
「川、海、機械が好き」を活かせる仕事だと思いました。 私は幼少期から川、海そして機械が好きでした。就職活動を進めていく中で両方に携われるセレスに出会い応募。好きという気持ちはあるものの、最初は専門的なことが分からず苦労したこともありましたが、上司や先輩方の手厚いサポートのおかげで安心して成長できました。
1919年(大正8年)から続く歴史ある「流速計試験」という仕事は、充実感に溢れています。 |
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これまでのキャリア |
2009年入社~現在まで流速計試験所勤務。
2015年から他部署業務の助勢を開始。
2020年主任昇格。
【保有資格】
玉掛け、小型移動式クレーン、2級小型船舶 |