これが私の仕事 |
鉄道車両用の電機品のアフターサービス 私は三菱電機伊丹製作所内で、主に鉄道車両用の電機品のアフターサービスを担当しています。
主な業務内容として、具体的には、三菱電機株式会社が鉄道会社や艤装メーカーに納入した鉄道車両用の電機品を修理したり、予防保全のメンテナンスをしたりしています。
私の扱う製品は、納入後数年のものから三十年以上経過したものまで様々です。
鉄道は毎日走行をしており経年劣化によって故障が生じる可能性があります。
故障の内容は様々で、破損などの見た目で分かる故障からソフトウェアの故障などケースバイケースです。
故障品として所内に戻ってきた電機品について試験担当者が調査をし故障個所が判明すると、私が修理をするために分解・部材手配・組立を行います。その後、試験担当者が出荷試験を実施してお客様へ返却されます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
難しいけれど楽しい! 現在製作されている電機品は、「配線ゲージ」通りに配線しますが、古い製品だと配線の引き回しなどに、当時作った人の考え方があり、一つ一つの歴史や価値観を感じるときもあります。事前にしっかり写真を撮り、元通りになるよう配慮が必要なこともあります。
当時作った人の考え方を見定めながら安定した品質を保つことは臨機応変な作業を求められますが楽しいです。
そして組み上がると、通電して試験を実施します。製品が正常に機能することを確かめる通電試験が緊張するタイミングです。
また、ふだんは工場内での作業が多いのですが、必要なときは、車両基地に出向いて、現地で車両を目の当たりにしながら、製品の脱着などの作業を行っています。
普段入ることのできない場所のため緊張感をもって楽しみながら作業を行っています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
当たり前を守る仕事 いつもの時間に、いつもの電車がやってくる。その「当たり前」を私たちMPECが支えています。
私の仕事では、数百キロの重量があるものから、手のひらに乗るような小さな部品まで、いろいろな製品を扱っていますが、その一つ一つが、ふだん何気なく乗っている電車に必要な部品です。
電車が遅れないことが当たり前になっていますが、実はその「当たり前」を作っている人達がいることを知り、この会社に興味を持ち始めました。
入社してからもMPECの製品を搭載した電車が走っているところを見ると、この会社に入社できたことを誇りに思い、私の仕事の励みになっています。 |
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これまでのキャリア |
2020年入社 → 東京車両テクニカルセンター 修理技術課→ 交通技術部 車両保全課 → 交通技術部 工作課 |