これが私の仕事 |
「食・栄養」「認知症共生社会」「こどもの居場所」をテーマとした受託調査 私は、主に中央官庁や団体等を顧客とした受託調査を担当しています。分野は様々ですが、特に「食・栄養」「認知症共生社会」「こどもの居場所」などを担当してきました。受託調査は基本的に、顧客の問題意識を踏まえて、文献調査やアンケート、インタビューを通じて実態や課題を分析し、有識者や関係者の意見を集約しながら、報告書にまとめます。例えば、ある調査では、文献調査や国内外の専門家へのインタビューを行い、日本の栄養政策のノウハウを活かした開発途上国の支援方針を検討しました。
今後は、みずほ銀行などと共に、これらの知見を活用し、健康増進・予防分野の民間サービス創出支援、さらに、企業のサステナブル経営の一領域として、健康に資する非財務価値の可視化支援などのコンサルティングサービスを展開していこうと考えています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
“こども食堂”の広がりと社会的意義への関心 以前担当した農林水産省の“こども食堂”関連のプロジェクトが強く印象に残っています。食にまつわる社会環境に対する課題意識から自発的にアクションを起こし、受注に至りました。こども食堂は、誰でも気軽に集える、家とも学校とも違う“こどもの居場所”としての意義が注目されています。このプロジェクトでは、そんな“こども食堂”の活動実態を把握するため、国として初の全国調査を実施しました。この調査をきっかけに、地域のこどもと様々な立場の大人たちが食を通じて関わりを持つ“こども食堂”という場に関心を持ち、取材や調査を続けています。こども食堂に関するNPO法人で副業を経験するなど、キャリアにも広がりができました。この先も“こども食堂”の変化を見つめつつ、その社会的意義の探求・情報発信進めていきたいです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
チャレンジを後押しする風土に惹かれた 大学院では栄養疫学を専攻。食と社会環境とのつながりを学ぶ中で、食と健康の背景にある多様な社会問題について考え、問題解決に資する仕事に就きたいと思うようになりました。そこで、特に関連の強い社会保障分野で実績のあるシンクタンクへの就職を希望。数あるシンクタンクの中でも、当社のチャレンジを後押しする風土に惹かれ、入社を決意しました。
入社後も、自身が関心のあるテーマへの挑戦を後押ししてもらい、「食・栄養」をはじめとした新規領域・新規顧客の開拓につながりました。 |
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これまでのキャリア |
2015年に入社後、医療・福祉・介護および健康づくり分野を中心に、社会保障関連の政策に関する調査研究に携わる。 |