これが私の仕事 |
交通系無線システム装置の基板設計開発 交通系無線システムの開発を担当しています。1枚1枚の基板設計はもちろん、何枚もの基板の機能が統合して完成する装置の最終形まで担当しています。また、設計だけでなく、学生時代には使うことがなかった様々な測定器を使って評価試験も行います。そのとき設計時に検討した機能が自分の思った通りに動作すると、喜びと面白さを感じます。そして、1つのプロジェクトは機構、ソフトウェア、製造、検査など様々な担当者と協力して進めます。その取り纏め役となるのも私たち電気技術者の仕事なのですが、全て敷地内にいる方々なので相談や質問によく行って、試行錯誤を重ねています。交通系無線システムは多くの方が利用する公共交通網で利用されるため、大きな責任感と共にやりがいを感じられて、自分の技術力の成長にも繋がります。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
初めて自分で設計した基板が無事に動作したときの感動 入社3年目の頃、設計から最終形まで担当した装置が無事出荷されたことです。そのとき自分でプログラムしたFPGAが初めて搭載されました。装置の正常動作やイレギュラー動作などあらゆる状態遷移を整理していくと、評価項目は1500項目以上になりました。タイミングによっては何回に1回NGになるという厄介なケースもあり、原因調査と解決に苦労した場面もありました。しかし、チームで協力して問題点を解決し、無事出荷したときは達成感で満たされて嬉しかったです。また、チームで協力する中で学んだことは、コミュニケーションの重要さです。私は伝えている気でいても、勘違いをさせてしまうことがあると思います。1回で全て伝えることは難しいので、何度もコミュニケーションを取ることを心掛けたいと思いました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
自分の設計品が、最終形として市場に出ていくところ 私は出身も大学も長野県内なので、長野県で社会に貢献できる電気機器メーカーを中心に就職活動を行いました。また、一部のみではなく、完成品を設計できる会社に勤めたいと思っていました。理由としては、電気だけでなく、機械、ソフトウェアなど、あらゆる知識を必要とするので、自分の技術の幅を広げられると思ったからです。そんな自分にぴったりだったのが長野日本無線でした。また、説明会の際に明るい挨拶を交わしてくれる社員がいたので、雰囲気の良い会社だと思い、働きやすさを感じたのも決め手でした。当社では、大学で習った内容をそのまま生かすことができ、分からないことも上司が丁寧に教えてくれるので安心して働けます。また、年の近い上司が第一線で活躍しているので、ちょっとした質問から根の深い質問まで聞けて頼りやすいです。 |
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これまでのキャリア |
電子電子専攻
2016年度入社
官公庁向け通信機器の設計開発担当(2年間)
交通系無線システム機器の設計開発担当(現職:今年で3年目) |