これが私の仕事 |
地域の文化財の包括的な保存 私が所属しているまちづくり事業部では、地域の文化財保存及び活用に関わり、計画から整備まで一貫した保存計画を策定しています。対象地域に所在する文化財を確認するため、現地調査や書籍調査を行い、様々な文化財をリストアップします。文化財の保存・活用に関する現状と課題も把握した上で、適切な保存措置を検討します。また、各文化財の整備事業も手掛けており、現在は史跡公園などとして史跡の整備業務が多いです。住民が公共空間として史跡を活用し、次世代に文化財を継承することができるように、文化財の本質的価値を守りつつ、土木・建築的な整備を行います。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
様々な文化財を巡れる 現地調査や委員会の出席など、出張で様々な地域に訪れる機会が多いです。その際に、余った時間はその地域の文化財を見学し、様々な文化財の現状を把握したり、事例として集めたりすることができます。たまにもお客さんが文化財を案内してくださり、普段の来訪者が見えないものを見せていただいたり、入らせていただいたりする時も多くあります。文化財を見て回れる上で地元の方々とも話せるため、様々な観点や意見を聞かせることができます。おかげさまで北海道から長崎までに行けました! |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
考古学的な文化財の整備を知りたかった 大学時代から文化財、特に建造物の文化財の保護や整備に興味があります。将来には、文化財の専門家になりたいと考えていますが、現状では考古学の背景を持つ専門家の割合が多いです。私は元々建築を専攻していたので、考古学や建築以外の視点には詳しくありません。会社説明会に参加し、まちづくり事業部の仕事を紹介された際に、自分のやりたいことと合っているのではないかと思い、入社しました。史跡整備の業務が多く、発掘調査報告書を読む機会も増えています。実際に整備を検討する際には、建築遺産の修理とは異なり、地上の設計検討だけではなく、地下に埋まっている文化財の保護も考慮する必要があります。様々な観点から整備を検討するのは大変ですが、やりがいがあり、個人的には楽しいと感じています。 |
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これまでのキャリア |
2023年入社 まちづくり調査企画コンサルタント技術者 |