これが私の仕事 |
大河ドラマの最終仕上げをしています! 入社以来編集業務を担当し様々な番組を制作しています。現在は「大河ドラマ どうする家康」を担当しています。
編集業務といっても多岐にわたりますが、簡単にまとめると当社は
・映像の色補正、カラーグレーディング
・映像加工、VFX合成
・テロップ作成、テロップ入れ
・番組の技術試写
これらの業務を行っています。
ドラマに限らず、撮影現場では監督、演者、撮影、音声、照明、VE、美術など、大勢のスタッフによって制作されます。沢山の人の手が加えられ作られた番組が最後に編集室へ持ち込まれ、それに様々な加工を施しクオリティを上げて完成させるのが私の仕事です。最終工程になるので責任のある仕事であり、グレーディング一つでもドラマの世界観や印象を大きく変える事になるためクリエイティブな仕事でもあります。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
監督や視聴者からかけられた言葉 私が「どうする家康」で初めてチーフ監督と組んだ時の話です。連続ドラマの場合監督は4人程で回します。その監督は過去の大河ドラマを始め多くの名作ドラマの監督をした重鎮です。グレーディングにおいて1カットずつ希望する加工を伝えて下さるのですが、あるシーンになって「ここは和、能のイメージで」と言われました。いつもは具体的に伝えて下さる事が多い方なので、これは私を試していると感じました。それから能の映像や日本画を見漁り、私が思う和の雰囲気でトーンを作りました。結果監督からは「良いじゃん、素敵です」とお褒めの言葉を頂けました。私としても会心の出来だったと思います。放送後のSNSを見ると「日本の宗教画みたいだ」「美しい映像」といった感想を沢山見つけることができ、とても嬉しくやりがいを感じました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
クリエイティブな仕事がしたかった! 私は大学は理系の学部に所属していました。研究室の同期はほとんどが院へ進学という所です。しかし私はクリエイティブな仕事を希望していて、研究職やSE等には興味を持てませんでした。その為、院への進学をせず就職活動を始めました。
私は立体映像を専攻しており、サークルではラジオの同好会に所属していたので映像とラジオの2本を軸に企業研究を始めました。またスキルが無いので育成面を重視しました。その中で当社はNHK関連団体の技術総合会社としてラジオからテレビ、撮影、音声、照明、編集と幅広く行っていることに魅力を感じました。またスキルがなくても1から研修する育成面、豊富な福利厚生面、そしてNHK関連団体という大きな看板は他の制作会社には無い当社ならではの強みに感じ、第一志望で選考を受け内定を頂けました。 |
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これまでのキャリア |
2011年入社。現在まで異動がなく13年間編集業務を続けている。
主な担当番組は「連続テレビ小説 エール」「大河ドラマ どうする家康」「紅白歌合戦」「ダーウィンが来た!」「SONGS」など。 |