これが私の仕事 |
放送を守る使命 現在はテレビ・FM・ラジオの中継放送所の保守・監理を担当しています。中継放送所は皆さんが住んでいる地域を見晴らせる山頂や街中など様々な場所に設置されており、日本全国に電波を届けています。いつでもどこでもテレビやラジオをつければ当然のように放送を楽しむことが出来ますが、この当たり前の環境を作り、守るのが私の仕事です。業務では、建築・電気・電波・鉄塔・アンテナ・放送設備などの様々な専門家と関わることができ、また自身もその専門家の一員として対等に渡り合うことが求められます。技術の世界は広大で深淵であり、その全てが先人達が築き上げた英知の結集です。それを一つずつ読み解き、自らの手で何かを成すことが技術者としての誇りであり、技術で放送を守る当社の価値だと私は考えています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
"知らない"ということを知ること。 正直、入社時は右も左も何もかもわかりません。わからない、できないことが当たり前です。私は入社してからとにかく手と頭で覚えることに必死でした。先輩や上司に同行し、見て、聞いて、手を動かして覚えることで、多くの知識を得たつもりでした。しかし、2年後ある先輩と現場に行ったときに「どうしてそれをやっているの?」と質問をされました。私はマニュアルに書いてあることだから、と思うのと同時に、自分が何も"知らなかった"ことに気が付きました。私が覚えていたことは単語や動作で、その行動の"意味"を知らなかったのです。驚くほどに全ての行動には意味があります。中には感覚的で属人的な部分もありますが、私は知らないことは恥ではないと思います。聞くことが第一歩、そして理解するという二歩目を踏み出すことを心がけています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
社会に貢献する魅力 私が高専に在学している時、当社が学校に会社説明会をしに来ました。会社名を知っていたわけではないですが、なんとなく参加した説明会で、NHK関連団体としての強みや技術力、会社全体で社会に貢献している魅力などを学び、強く惹かれました。今思えば猪突猛進でしたが、周りの企業には目もくれず説明会に続けざまに参加し、気が付いたら内定を得ていました。当社は公共放送を守るという唯一無二の使命を担っています。その仕事の重要性や価値は入社当時よりも今のほうが強く感じています。放送を守るという使命は誰かの生活を守ることにつながっています。どのような仕事でも誰かに必要とされているという自負をもって、頑張ってみてください。 |
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これまでのキャリア |
2016年入社 仙台総支社
2019年 盛岡事業所(現職) |