業種 |
金属製品
機械/鉄鋼/建設/輸送機器
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本社 |
大阪
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■「繋ぐ」を究める100年企業
創業から107年。世界的にも高く評価されている日本の鉄道の「安全性」を、レールを固定するねじ・くぎ・ボルト・ナットなど様々な製品を開発・製造することで支えてきた私たち。図面さえあれば、どんな製品でも作ることができる、そんな技術力を武器に新幹線をはじめJR各線・関西エリアの私鉄路線に、なくてはならない技術力を提供する企業として鉄道業界での地位を確立しています。
普段何気なく目にしている線路。その上を駆け抜ける電車の安全な運行を守っているのが、私たちが製造するレール固定用のネジやボルトです。現在、JR・私鉄の各在来線、東海道・山陽・東北・上越・北陸、そして北海道新幹線。台湾やインドの高速鉄道(新幹線方式)など様々な場所で、弊社のレール固定部品は使用されています。中には私たちにしか創ることができない部品もあり、その技術力は数多くのお客様に高い評価をいただいています。そんな弊社の次の目標は、先端技術の最前線である航空宇宙防衛、リニアなどの分野。新素材・チタン合金を使った製品づくりへの挑戦をはじめ、未来のインフラを支えるプロジェクトが複数進行しています。
インフラ整備で使用されるボルト・ネジの中には、長さ1m・重量1kgにもなるものも。当然高い強度・精度が求められますから、機械任せではなく、人の手で一つひとつを丁寧に仕上げていくことになります。体積が大きいだけに簡単ではありませんが、そこを「帝国製鋲さんなら」と信頼いただけているのは、約100年もの間、繋いできた経験値と技術力があるからこそ。この経験工学を糧にブラッシュアップを重ね、モノづくりを楽しみたい。そんな私たちのワクワク感に共感して下さる方と、一緒にお仕事がしたいと思っています。便利な機械も、最初は人の手で創られました。次の新しいモノを生み出す「手」を、引継ぎ育むことにロマンを感じに来ませんか?
実際、社員の中には、撮り鉄・乗り鉄、様々な鉄っちゃんが!知識はなくとも、いろんなカタチで鉄道に寄り添いたいと入社を決めてくれた方も多いんです。だからこそ、入社後は約4か月間をかけて、営業から生産管理・品質保証まで一通りの仕事を丁寧に指導。希望や適性にあわせた部署で知識と経験を積むことが可能です。なんせ創業107年の会社ですから、ベテラン社員もいれば、20代の新人だっています。年齢層はバラバラなのに、なぜかうまくまとまっているのは、会社のあったかい雰囲気のおかげ。気づいたら社長になってた…という代表を中心に、まるで大きな家族のような関係が出来上がっていることも、居心地良さの理由の1つかもしれません。
事業内容 | ■軌条鉄道、建設・建機、士木用ファスナ、その他関連部品の製造・販売
鉄道や建設・土木・造船・航空機などの 社会整備に欠かせない、 ボルト・ねじ・くぎを約100年にわたり、 作り続けています。 現在は、鉄道関連製品を中心に手掛けていますが 新しい事業への挑戦にも、続々と着手中・ ただのネジ屋ではなく よりよいモノづくりに注力する 唯一無二の技術力を誇る企業として 次の100年を目指した展開を続けています。 |
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設立 | 1917年(大正6年)11月29日 |
資本金 | 6,000万円 |
従業員数 | 69名 |
売上高 | 16億4400万円(2023年11月期) |
代表者 | 代表取締役 鈴木典和 |
事業所 | [本社/工場]
〒552-0022 大阪市港区海岸通3丁目2番21号 [東京事務所] 〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1丁目18番2号須田町パークビル4階 |
鉄道から始まり、次の未来へ | 【始まりは鉄道から】
1917年、鉄道省指定工場として 鉄道レール用の犬くぎ、ボルト・ナットを開発・製造する 企業として誕生した私たち。 以来、100年以上もの長い歴史の中で 鉄道の運行を、文字通り根っこから支えてきました。 その製品の中心は、 新幹線や電車が走行する線路のレールと 並べられた枕木をガッチリと繋ぐ ボルトやねじ・くぎ。 長さ200mm(代表的長さ)、太さ20~25mm、 そして重さは300~1000g。 蓄積してきた経験と、そのスキルを継承することで、 機能性、安全性、利便性を高めていく 経験工学をもとに、 数多くの製品を生み出しています。 きっと、あなたが普段何気なくわたっている踏切から 線路を眺めたら、そこにも私たちの製品が使われています。 ただのネジ屋じゃない、 ウチでしか創れないネジが 日本中の電車を安全に走らせているんだ。 そんな想いを軸に、 モノづくりを通し、多くの鉄道ユーザーの 安全を見守り続けています。 【次の100年に向けて】 鉄道から始まった私たちの事業。 そこで培った技術をもとに 私たちは今、 チタン合金など非鉄金属事業を 新たな「柱」とすべく育てています。 経営地盤を更に強化することで 失敗を恐れることなく トライ・アンドエラーを繰り返しながら "新しいモノづくり" ができる会社であり続けたいと思っています。 そう、 私たちは老舗企業であり、 成長企業。 次の100年を創るため、 あなたの力を貸してください。 |
好奇心をもって、何にでも向き合っていく気持ち | そんな前向きさがある方と、
ぜひ一緒に仕事がしたいと思っています。 良い仕事の基本は、 いろんなものを好奇心を持って 目にすることができるかどうか。 その好奇心が新しいこと、 成長への挑戦の鍵となると思うのです。 例えば、私たちが得意とする鉄道業界でも 官営鉄道→国有鉄道(国鉄)→JRと変化する歴史の中で 様々な挑戦を繰り返し大きく成長を遂げています。 そして、その線路を支える 私たちの仕事も、いつも同じものを創り続けるのではなく 常に「より良いもの」を提案できるよう 研究を重ね進化してきました。 大切なのは経験や知識ではなく 自分の仕事に興味を持って 面白そうな方向へ進んでいく力。 あなたの好奇心、当社でぜひ満足させてみませんか? |
あたたかく見守り、そして育てる | そんな環境がある会社です。
現在、当社では 20~70代と幅広い年齢層の仲間が 活躍してくれています。 それぞれの仕事に責任を持ち スキルを磨き続けてきた先輩たちは あなたにとってとても心強い「導師」。 仕事を通して自然と多くのことが学べる環境です。 けれども職人肌の人が多い=厳しい環境では、 けっしてないのでご安心を。 社長自らが「会社は大きなファミリーだ」と 声にしている会社なだけあって、 困った時には、何でも相談できますし お互いに助け合いながら、みんなで成長を目指せる 環境が整っています。 経験・社歴を問わず 提案に筋が通っているなら、自由にチャレンジできる環境が あることも自慢のひとつ。 先輩たちもペーパーレス化や、 現場内の導線の改善など 自分で考えたアイデアを 実行してきました。 また、 部署の垣根なく 意見の交換が活発な 風通しの良さがあります。 たとえば会議中に 「こうすればもっと良くなるのでは」という意見が現場から出たら、 全員で話し合いがスタート。 改善案がまとまれば、 社長や管理職、 製造現場まで 会社にいる全員が協力して動きます。 これからお迎えする皆さんは、 当社の次の100年を託す、大切な財産。 時にあたたかく、 時に一緒に悩みながら ゆっくり時間をかけて、プロのモノづくりを 学んでいただける場所であることを お約束します。 |
お取引先 | ■鉄道関係
北海道旅客鉄道株式会社 近畿日本鉄道株式会社 株式会社北海道ジェイ・アール商事 東日本旅客鉄道株式会社 阪急電鉄株式会社 JR東日本商事株式会社 東海旅客鉄道株式会社 京阪電気鉄道株式会社 ジェイアール東海商事株式会社 西日本旅客鉄道株式会社 南海電気鉄道株式会社 ジェイアール西日本商事株式会社 四国旅客鉄道株式会社 阪神電気鉄道株式会社 四鉄運輸株式会社 九州旅客鉄道株式会社 神戸電鉄株式会社 JR九州商事株式会社 日本貨物鉄道株式会社 山陽電気鉄道株式会社 ジェイアールエフ商事株式会社 東京地下鉄株式会社 阪堺電気軌道株式会社 独立行政法人鉄道建設運輸施設整備支援機構 東京都交通局 北大阪急行電鉄株式会社 他各私鉄会社 大阪市交通局 西日本鉄道株式会社 他各市交通局 他多数 |
会社沿革 | 1917年11月
資本金200万円を以って帝国製鋲株式会社を設立 鉄道省指定工場をしてレール用の犬くぎ、 ボルト・ナット及び船舶建設用リベットを製作、 加熱鋲螺業界随一の業礎を確立 1942年5月 帝国精機工業株式会社と改名。 資本金1,000万円とし鋲螺部門と共に、軍需機器の製造従事 1950年3月 帝国精工株式会社と改名し、電気部門にも進出 1951年10月 JIS E 1180 犬くぎ 表示認定取得 1952年12月 JIS E 1109 レール用ねじくぎ 表示認定取得 1953年12月 JIS E 1107 継目板用及び レール締結ボルト・ナット 表示認定取得 1954年11月 帝国製鋲株式会社に復名 資本金を1,500万円に増資 1962年9月 資本金を3,000万円に増資 1963年8月 JIS B 1180 六角ボルト(強度区分:4.6~6.8) 表示認定取得 1965年4月 コールドヘッダーを導入し 住友金属ハイテンションボルトを製造開始 1969年7月 資本金6,000万円に増資 1973年11月 JIS B 1186 摩擦接合用高力ボルトセット 表示認定取得 1974年2月 美原(羽曳野)工場の建設 1989年4月 JIS B 1198 頭付きスタッド 表示認定取得 1993年10月 特殊ボルト・太径ボルトの製作開始 2000年6月 JIS B 1180 六角ボルト(強度区分:8.8~12.9) 表示認定取得 2009年9月 ISO14001:2004 認定取得 2012年12月 ISO09001:2008 認定取得 2015年4月 自動ボルト測定検査選別機 導入 2016年4月 ボルトフォーマー(ロングフォーマー) 導入 2017年11月 島津製作所2000kN万能試験機 導入 輪郭形状測定器 導入 2017年12月 検査・研究・開発部門強化の為、検査室をリニューアル 2018年3月 新型ボルト試験機 導入 2018年4月 非鉄鍛造強化の為、自動砥石切断機 導入 2018年11月 ISO9001:2015 移行登録 2018年12月 非鉄製造強化の為、熱間フォーミングマシン 導入 2024年12月 JISQ9100 認証取得(予定) |