これが私の仕事 |
文部科学省行政実務研修生として留学生交流に係る業務を担当 私は現在、文部科学省高等教育局で、大学等の留学生受入れ促進に係る事業の審査や経費の執行に携わっています。優秀な留学生を受け入れて育成し、高度人材として企業等へ定着できるように支援することは、国の未来にとっても重要な施策であり、本事業もその一端を担っています。研修中は半年毎に異動があり、それぞれの部署で、国が推進する事業の必要性を裏付ける情報に触れることができます。そのため、この研修は、文部科学省がどの分野で何を大学に期待しているのかを理解する貴重な経験となっています。また、職員の方々の知識量や調整力、更には迅速かつ正確な仕事運びなど、学ぶところが多くあります。こうした環境の下、国の未来の基盤を創る仕事に携わることができ、やりがいも大きいと感じています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
イノベーション創出に向けた取組の一翼を担えたこと 大学で共同研究に係る業務に携わっていたときのことです。当時、岡山大学は内閣府のイノベーション創出環境強化事業に採択されるなど、外部資金獲得に向けた取組を強化しており、共同研究の重要性は増々高まっていました。私は事業のメンバーとして、知的財産権など様々な事項の交渉を担当することになり、慣れない専門用語や海外企業との交渉に難しさも感じていました。しかし、どう契約書に落とし込むとより良い形で締結できるかを探り続けるうちに、面白さも感じるようになっていました。研究成果に関わることなので緊張感もありましたが、無事締結に辿り着いたとき、教授から「粘り強く調整してくれたおかげで研究を開始できた。良い成果を出せるよう頑張ります」と言っていただき、微力ながら研究を前に進めることができたことに喜びを感じました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
未来を創る「ひと」の育成と「研究」の発展のために多くの人と共に働ける 地域に欠かせない教育・研究拠点として機能しつつ、国際化に向けた取組を積極的に行う総合大学であることに魅力を感じました。更に、採用面接で人物像について丁寧に問いかけてくださったことや、職員の人柄も決め手となりました。大学職員は、教員以外にも、コーディネーター、弁護士、企業や省庁の方など、様々な人と関わりながら仕事を進めていきます。そうした中で、尊敬する上司や同期をはじめ、多くの方から仕事への姿勢を学ぶことができ、そのことが今の自分に繋がっています。また岡山大学には、キャンパスベンチャーグランプリを受賞するなど、意欲的な学生が多いことも魅力です。広報で関わった学生たちが、第一志望内定の報告に来てくれたときの喜びもひとしおで、そうした活躍に刺激を受けながら、自身も日々学び続けることができています。 |
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これまでのキャリア |
学務課工学部担当 (2年半)
→研究推進課産学官連携推進担当 (2年半)
→文部科学省研究振興局振興企画課学術企画室 (半年)
→文部科学省高等教育局参事官(国際担当)付留学生交流室 (現職) |