これが私の仕事 |
大学全体の予算を編成し、効率的・効果的な大学経営に貢献 大学の経営に必要なお金は、国から交付される運営費交付金、学生が納付する授業料、大学の活動を支援してくださる方からの寄付金などで賄われています。学生がより充実した教育を受け、教員が研究活動で成果を挙げることができる環境を整備するためにも、これらのお金を効率的・効果的に使用することが欠かせません。私の所属する部署は大学全体の予算編成を担当しており、学内の各部局でどれだけお金を使うことができるか、大学全体の経営戦略としてどういった事業を進めていくのか、そのために充てられる財源がどれだけあるのか、といった財務情報を整理し、大学執行部の判断材料とすることをミッションとしています。大学が様々なステークホルダーからの期待へ応えるためにも、限りある予算の使い方について十分な説明ができる業務を心がけています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
国と大学の予算を理解し、大学の将来像を創り上げる達成感 予算関係の業務を初めて担当した際は、日々作成する資料がどこまで役に立っているのか理解しきれない中で仕事をしていました。そんな折、令和2年10月から、文部科学省行政実務研修生として霞が関での勤務を経験しました。文部科学省では国の予算編成業務に携わり、主に国公私立大学の運営費交付金や補助金について、財務省との折衝対応を経験しました。その後大学へ復帰し、文部科学省で担当していた業務が、教育・研究の現場である大学で事業として少しずつ形になっていることが実感できた時に、自分の仕事が成果として現れた達成感から、嬉しく感じました。大学の経営改革に不断の努力が求められる中、事業実現に向けた予算の相談が日常である部署ですが、それだけに、大学の将来を見据えた舵取りを支える仕事にやりがいを感じています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
価値を感じられる仕事とワークライフバランス 私は他県の大学に進学していましたが、卒業後は地元である岡山で就職できればと考えていました。岡山大学の大学院への進学を検討していたこともありましたが、同時に受けていた採用試験で内定をいただいたことがきっかけです。進学とどちらを選ぶか悩みましたが、決め手となったのは、学生や教員が日々研鑽を積み、知恵を絞って問題を解決しようとする大学という場が好きだということ、それを支えることができる事務職員の仕事に価値を感じたことでした。また、研修制度が充実しており、新しい知識に触れやすい点や、立地や勤務条件から私生活とのバランスを取りやすく、働きやすい環境である点にも魅力を感じています。 |
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これまでのキャリア |
総務・企画部人事課(2年)
→大学院医歯薬学総合研究科等総務課(3年9ヶ月)
→財務部財務企画課(9ヶ月)
→文部科学省(出向・1年半)
→財務部財部企画課(現職・1年目) |