これが私の仕事 |
健康増進を支援する保健師の役割 保健師は、赤ちゃんから高齢者まで幅広い世代の健康支援を行う役割があります。私の所属する部署では主に成人を対象としており、「特定健診」などの健康診断に関係する業務や精神障がいをかかえる方に関する業務を担っています。本町に住む人が身体的にも精神的にもより健康的に過ごすことができるように、来所相談や自宅訪問などを通じて本人や家族とお話ししたり、適切なサービスや関係機関へ繋いだりしています。また、1対1での対応だけでなく、複数の方が集まって健康に関して意識を高めてもらう講義を行い、住民同士で話をする機会を作るなど健康を通じて地域の居場所づくりも行っています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
かかわりの中で得られる学びと楽しさ 人と話をすることが好きであり、地域の方々とお話する機会が多くある点がこの仕事の好きな部分です。健康診断の結果から自宅訪問した際に、「わざわざありがとう。病院に行ってみます。」と住民の方から言っていただいたことがあります。保健師は、医師や看護師ではないため治療や診療の補助などを行うことができませんが、訪問等のかかわりを通じて、本人が心身に目を向け、健康増進のきっかけづくりができたと実感できた時には、保健師として特にやりがいを感じる瞬間です。一方で、健康教育や受診勧奨などを目的にコミュニケーションをとりますが、情報提供するだけではなく、地域のことを教えてもらうことが多く、日々私自身の学びとなっています。地域住民の生活に寄り添いながらかかわることができるため、働く中で仕事の楽しさが増えています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
職場選びの決め手 学生時代、本町では実習にて指導していただきました。病院とは異なる環境での実習で、当時はとても緊張していましたが、職員の方の雰囲気や職員と住民の方の関わりなど、実習を通じて本町の温かさを感じました。この経験は就職先を決める際、本町への前向きな印象となりました。また、幼少期から過ごしてきた場所であり、地元が好きだったため、「地元である松前町で働きたい」という思いがありました。家族が住んでいる町であり、幼いころから、近所の方を含めて地域の方が見守り育ててくれた町であるため、これまでにお世話になった分「地元に貢献したい、還元していきたい」という気持ちから、本町で保健師として働きたいと思い選択しました。 |
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これまでのキャリア |
看護師と保健師、両方を経験したいと学生時代から考えていたため、大学卒業後は病院で勤務しました。病院での学びもありましたが、入院中だけでなく、地域での生活を支援したいという思いから転職を決めました。 |