株式会社きんでん

技術系社員編/Workmate Interview

電気設備

地元大阪で
日本一のシンボルとなる建物の
電気工事に携わることを
目標に入社!

大阪支社
第一工事部 工事第二課

上出 竜太郎(31) Ryuutarou Kamide

2015年入社
理工学部電子工学科

大阪の有名商業施設や
関西で一番大きな現場を担当

入社する時の志望動機は『地元大阪で日本一のシンボルとなる建物に明かりを灯すこと』でした。きんでんを詳しく知ったのは、大学の講義で当社社員が外部講師として講義した時です。理系出身者として、将来はモノづくりがやりたかったこと、そして大きな建築物に携わり、多くの人と関わり合いながら働ける日本一の電気工事会社であることに、大きな魅力を感じました。現在は大阪支社の工事部に所属しており、主に大阪近辺のビル・工場・大型施設等の電気設備工事を担当しています。新築工事もあれば、既存建築物の改修・メンテナンス業務にも携わります。私の業務としては、施主・管理会社・ゼネコンとの打ち合わせや、協力会社への指示を含めた現場管理(安全・工程・品質)などです。これまでには、大阪梅田の有名施設や官公庁の施設など、幅広いジャンルの建築物の電気設備工事に携わらせてもらいました。今は京都にある競馬場の整備工事に従事しており、ここは現在、当社が扱っている電気設備工事の規模では、関西で一番大きな現場となっています。

仕事を通して再認識したこと
3つのポイントを意識して働く

仕事を通じて感じるのは、暮らしや社会において『電気は最も重要なインフラ』だということです。入社当時、私には「電気=照明灯り」というイメージが強くありました。しかし、さまざまな業務に携わる中で、電気は機械設備の運転や通信システムの運用などでも利用され、生活の全てに関わる大切なモノだと再認識しました。そのような重要インフラである電気をお客様の建物に安定供給するために、3つのポイントを意識して仕事に取り組んでいます。「お客様の事業や設備運用を理解し、提案する」「電気設備や建築への理解を深める」「工事を円滑に進める打ち合わせをする」。これら全ての仕事において大切なのはコミュニケーションです。相手に話した内容がすべて伝わるわけではなく、人によっては受け止め方が違うこともあります。なるべく多くの人と会話する機会を作り、信頼関係を構築することを心掛けています。今後は、さらに多くの人と協力しながら作り上げる、大きな現場の舵取り役を任されるようになりたいですね。

技術系社員編/Workmate Interview

環境設備

建物の空調衛生設備の
施工管理業務
会社貢献度を意識して、
さらなる進化を

東京支社
空調管工事部 工事第二課

石原 尚弥(33) Shouya Ishihara

2013年入社
工学部機械工学科

施工管理業務で感じる
大きな「やりがい」

空調管工事部は、冷暖房や空気循環システムなどの「空調設備」と給排水システムなどの「衛生設備」の施工管理業務を行う部署です。私の主な現場は東京都内のオフィスビルが中心で、2018年頃からは現場代理人として、現場全体を統括する仕事を任されています。現場代理人は安全・品質・工程・予算の管理業務を行う仕事ですが、予算管理は利益に直結する業務です。工事内容に合わせて、材料や人件費などのコストを見積もり、確実に利益が生まれるように進行しなければいけません。現場では空調衛生設備にあまりなじみのないお客様からの要望も出るので、難しいこともありますが、「やりがい」は大いに感じます。特に目に見えて残る建築物をチーム全員で完成させるということは、とてもやりがいを感じる瞬間です。入社して10年なので、様々な現場を経験してきましたが、やはり初めてひとりで全体を管理した現場は印象に残っています。わからないなりにも、自分で考え、行動し、苦労した現場だったので、工事が完了した時には大きな「やりがい」を感じましたね。

流行を捉え自分も成長
会社への貢献度を意識

昨今では世界中で省エネの取り組みが進み、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の普及が盛んです。私も快適かつ使いやすさを実現しながら、自然エネルギーによる省エネ化、ランニングコストを削減した建物を提供することで、社会に貢献したいと考えています。また、これらの取り組みは、最新技術だけに施工業務においても難易度が高く、自分自身の成長や勉強にもつながります。そのため、日常的な業務でも最適な施工方法や最新技術を取り入れることを意識していますね。また、現場代理人として予算管理を経験することで、会社への貢献度を意識するようになりました。会社の利益を確保することで、これからも会社に貢献できればと思っています。今後はより大型の現場にも携わりたいですね。そのためには他部署と協力しながらお客様との信頼関係を構築し、成果を出し続けていきたいと思っています。

技術系社員編/Workmate Interview

海外展開

学生時代から思い描いていた
海外勤務を実現
人を重視したスタイルで、
現場を統括

国際事業本部 グアム事務所

平田 峻(35) Shun Hirata

2011年入社
電気システム工学科

日本からタイを経由し
グアムで統括管理者へ

昔から海外勤務に興味があり、専攻分野である電気の仕事で、若い時から海外でチャレンジできることが、きんでん入社の決め手でした。入社後1年間は新人研修を受け、配属面談では国際事業本部を希望。その希望が運良く通り、東京支社での研修を経て、入社4年目にタイへ赴任。その後、グアムへ配属となり、現在はグアム勤務も7年が経過しました。国際事業本部は海外に拠点を置いて、電気・空調衛生・電力などの設備工事に関する企画設計、施工、メンテナンスまでを実施しています。グアム事務所ではローカルクライアントの施設の他、直近では日系企業の高級ホテルやディスカウントストアなどの設備工事にも携わっています。そこで私は施工管理業務を担当すると共に、今年から複数の現場統括管理業務を兼任。1現場の常駐ではなく、各現場担当者や作業員、事務員、お客様と調整を行いながら、各現場を見ています。この海外での仕事のポイントは、どうすれば現地作業員たちに日本のきんでんと同じクオリティの作業をしてもらえるか。これが難しくもあり、面白いところです。

勤務経験者が思う
海外に向いている人

今の課題は技術的な知識の部分。部材や施工方法のことなど、専門技術者に比べるとまだ勉強不足ですね。自分が作業をするか否かに関わらず、管理者は技術を知っておくことが大切です。逆に、私の強みは、他の人の視点で物事が考えられること。建設業は“人”が主体の産業であり、業務の進め方も人から教わりました。今でも周りとの関わり方や密着度を重要視し、相手が何を求めているのかを考えて業務をしています。海外で多彩な人と知り合ったことで、さらに視野も広がっています。特に、他のグローバル企業の駐在員やまったくの別業界の人など、日本に居たら出会わない人たちと出会えるのは海外勤務のメリット。業務経験と合わせて、若い世代にもぜひ体験して欲しいことです。個人的意見ですが「自分で溜め込み、自分で解消する人」よりも「人と話して一緒に解決する人」の方が、海外勤務には向いていると感じます。今後の目標は複数の現場をフェアな視点で見る能力を身につけること。その上で、海外でも日本のきんでんと同様のクオリティで仕事を実行して、「きんでんブランド」をグアムにしっかりと根付かせたいですね。