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株式会社YAMANAKAとは-事業の特徴や強みについて

日本は鉄鉱石を100%輸入に依存していながら、鉄スクラップは毎年国内から730万tも海外に輸出されています。私たちは国内における鉄資源の循環サイクルを確立し、鉄鉱石輸入の依存度を下げ、持続可能な未来づくりに貢献したいと考えています。


1tの鉄を鉄鉱石から生産する際、排出されるCO2は2tと言われています。しかし、鉄スクラップから鉄を生産する場合、CO2排出は約1/4まで減らすことが可能です。

当社の鉄スクラップ取扱量100万tで削減されるCO2排出は150万tにまでのぼり、杉の人工林17万ヘクタール(香川県の面積に匹敵)が吸収するCO2の量に相当。各鉄鋼メーカーが目指すCO2削減に貢献しています。

・エネルギー消費の効率化
当社は排出事業者様および製鉄メーカー様などの需要家と直接つながり、回収・再資源化・原料納入を一貫して行うことでエネルギー消費を効率化します。また将来はさらに広い範囲のお取引先とつながることで、リサイクルの水平展開とエネルギー消費の効率化を拡大します。

・経済的自立
エネルギー消費やCO2排出の削減は、お取引先企業に対して経済的な効果ももたらします。資源回収量の更なる向上に努め、廃棄費用など消費者負担の軽減を目指します。

・環境負荷の低減
資源循環のためのあらゆる活動に対して、環境負荷の低減を最優先事項として取り組み、社会に貢献します。

現在、台貫というスクラップの重量や品質などを確認する業務を担当しています。台貫は若手社員が金属リサイクルの全体像を覚えるための登竜門的な役割で、実際に鉄スクラップの知識や破砕のプロセス、納入する原料の品質面の知識、工場全体で何が行われているかなどを俯瞰的に学ぶことが出来ています。最近では「この品質でこの量ならこのくらいの金額で納品できそう」という“相場観”が少しずつ身についてきていることが実感でき、やりがいを感じています。
鉄は社会に最も普及しているリサイクル資源であり、再利用のサイクルはこれからもなくなることはありません。大学でも学んだ最も基本的な素材でありながら、仕事を通じてはその奥深さを知る日々を送っています。

2023年入社 平田

小・中学校あたりに社会では環境問題に注目が集まったことから、自分も将来は環境問題の解決に貢献できるような仕事に取り組みたいと思うようになり、入社につながりました。
今はスクラップの排出を希望するお客様に対する営業に取り組んでいます。
お取引先には実に様々な業界があり、スクラップの廃棄や処理に関しても様々なニーズがあります。お客様の希望を伺い、これまでの経験を活かしてリサイクルのプロセスをイメージし、提案していくことが私の仕事です。
時には、大手の企業から大型の案件をお引き受けすることもありますが、そのような大規模な案件に取り組める際にはやりがいを感じます。国内における鉄資源の循環サイクルの確立に今後も貢献していきたいと考えています。

2016年入社 齋藤

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