株式会社3ArrowsHD、採用担当の中山です。
今回は休憩時間についてご紹介します。
仕事紹介なのになぜ休憩?と思うかもしれません。ビジネスマンにとって休憩はとても重要な業務の一つ。もちろん、作業が捗っているときや、お客様との打ち合わせの最中など、ここぞというときには休んでいられないこともあるかもしれません。しかし、疲れた頭と体でお客様との商談に向かったり、新商品のプレゼンに臨むよりも、適度にリフレッシュをして万全の状態で臨むほうがいいと思いませんか。適度にオンとオフを切り替え、集中力が続くよう働き方もマネジメントしたいところです。腹が減っては戦はできぬ、です。
学習塾で働く場合、メインとなる労働時間帯は夕方から夜にかけてになります。平日17時あたりから小学生の授業が始まり、中学生の授業が終わるのが21時過ぎ。その途中で食事休憩をとるのはなかなか難しいので、塾講師が昼食(あるいは夕食)を摂るのは、どうしても生徒が来る前の15時前後と、授業が終わった後の22時以降とに分かれます。
塾講師バイトなどを経験したことのある人はわかるかもしれませんが、そもそも塾にいる間は休憩中でも電話が鳴ったり、「質問があって…」と生徒が来たりして、なかなか落ち着いて休憩をとることができません。
「忙しくて…」と食事もとらない先生なども見かけますが、そういう人の働き方を見ていると、予定の立て方や仕事の優先順位のつけ方がおかしかったり、他の人に依頼するか皆で協力して行えばもっと早く済む業務を一人で抱え込んでいたり、と仕事の進め方が上手とは言えないケースがほとんどです。工夫すればサンドウィッチを食べるくらいの休憩はとれるのに…。
生徒の前で先生がヘバるわけにいきませんし、何よりも仕事をする大人の一例として、子どもたちに見られても恥ずかしくない正しい労働の姿を意識することも塾講師の役割かもしれません。
3Arrowsではまだまだ頑張り過ぎてしまう先生がいますが、きちんと休憩時間を確保できる環境を整えています。できれば校舎の外に出てカフェなどで一服する。あるいは使っていない教室で扉を閉めて、コーヒー片手にひと息つく時間も大切です。
少し話は横道にそれますが、塾はどうしても夜遅くまで仕事する世界。生活リズムは夜型になりがちです。また、大きな会社になればなるほど、方々から数値報告や企画立案、会議資料作成などの業務がたくさん降ってきます。授業や生徒の成績とは直接関わらない業務ですから、どうしても授業後に残業するか、始業前に早く出社して時間外で済ませるか…と、時間外勤務が増えてしまうことも少なくありません。
私も若い頃、当時勤務していた大手塾で結構荒れた生活をしていました。
深夜まで教室に残ってパソコンとにらめっこ。忙しいときには徹夜して資料を作り、翌朝始発電車で帰宅し、シャワーを浴びてすぐ教室に戻る…なんてこともありました。
食生活も、外食の頻度は高め、店屋物やインスタント中心の不摂生。深夜遅くまで動画を見たりゲームをしたりと不規則な生活習慣。、朝までファミレスやカラオケ店で過ごしたこともあれば、
アルバイト講師の先生たちと居酒屋で飲み明かしたり…。講師数が足りないために休日を削って出勤して連勤記録が…なんてことも。
3Arrowsでは、そうした不規則な仕事の仕方や終電に間に合わない残業はありません。
正直なところ、季節講習期間だけは少し無理をすることも出てくるかもしれませんが、それでも受験生たちと一緒に頑張れる程度の負担感です。
好きな仕事を長く続けていきたいと思えば、まず大切なのは自分自身の健康です。
フィジカル面でもメンタル面でも、生徒たちの良き見本となるよう、ワークライフバランスを意識しながら働きたいですよね。そんな働きやすい環境を作っていけるのも、古い慣習や根性論体質のない若い会社だからこそ。
いまだに責任者の先生が教室に寝泊まりしている大手塾も散見される塾業界ですが、そんな旧態依然とした古い体質に一石を投じ、業界の常識を改善していきたい、という想いを持っているのが私たち3Arrowsです。