当社にご興味をもってくださり誠にありがとうございます。株式会社3ArrowsHD、採用担当の中山です。
「ぶっちゃけ情報」というほどでもありませんが、今回は私たち採用担当が選考の際にここも見ていますよ、というポイントをご紹介します。
キーワードは「積極性」と「行動力」です。
例えば、成績を上げたい、志望校合格へ向けて勉強したいなど、学習面で自分を変えたいと思った際に、方法は多々あります。書店で問題集と参考書を買いこんで自力で頑張る、駅近くにある大手塾や専門教室に通う、通信教材やオンライン講座等で学ぶ、家庭教師や専門のトレーナーに来てもらう…等々。
独学で成果が出ないのであれば、塾へ通ったり通信講座を利用したり、学ぶための手段を様々試してみる必要がありますね。頑張りたいという気持ちはあっても、それだけでは成績は上がりません。何かしら行動を起こし、具体的に実行してみなければ成績が上がることは難しいです。
昔担当した算数嫌いの小6生は、プロ家庭教師の先生に週3日教わりながらも一向に成績が上がらず悶々としていました。先生が来たときだけは勉強するけれど、先生が帰ってしまうと、集中は切れ自分の好きな事だけをして過ごしていたそうです。
当時私が勤務していた個別指導塾でお預かりし、直接算数の担当をしたのですが、そのときにその生徒と一つ約束をしました。それは、授業のない日にも1日だけ自習室に来て一緒に宿題をやろう、というものでした。そして、その子が自習に来た際に、私や周囲の先生皆で徹底的に褒めたのです。
プロ家庭教師も塾講師も、授業で教える内容に大きな差はありません。むしろ教え方は経験豊富な家庭教師の先生が上かもしれません。しかし、その子は塾に通うようになってから少しずつ成績が上がり始めました。その後、その子は週1日という約束だった自習を、自ら日数を増やしていったのです。
リュックにテキストやノートを詰めて、玄関で靴を履き、自転車をこいで、塾に向かう…。授業があればまだしも、自習のために塾まで行くというのは、それだけでも結構大変なことです。しかし、自習に行くと先生たちが声をかけてくれる、質問に答えてくれる、そして褒めてくれる。そして何よりも気持ちが前向きになる。気付けば毎日塾の自習室で勉強するようになりました。
ちょっと強引な言い方かもしれませんが、家庭教師の先生が来るのをただ待つだけの「受動的」姿勢から、自らドアを開けて塾へ行くという「能動的」な動きをするように変わったのです。そして、算数の問題に対しても自分から取り組むようになりました。わからないところは自分から質問に行き、先生からヒントをもらう。宿題がおわったら、自分から先生のところに行って類題プリントを出してもらう等、自ら「積極的」に行動するようになりました。
成績が上がり始めたことはもちろん、自分から塾に行くという「行動力」が身についたことをお母様も大変よろこんでいらっしゃいました。
就職活動においても、この「積極性」と「行動力」はとても大切だと思います。
説明会の日程と都合が合わないから無理…ではなく、個別に説明してもらえないか電話で聞いてみる。ウェブサイトと睨めっこしていても自分に合うかどうか分からないから、とにかく一度選考に参加してみる…等々。
エントリーシートには「何ごとにも挑戦するチャレンジ精神旺盛」「即実行する行動力に自信」と書いてあっても、実際は「遠慮」や「恥ずかしさ」などに負けて、躊躇したり様子を見てしまったりする人が少なくありません。
私たち採用担当は、プレエントリーや会社説明会の予約をされた場合でも、学生の皆さまのご迷惑にならないよう私たちからの連絡は最小限にしています。皆さまからの連絡がどう来るのか、どれだけ積極的にアクションがあるのかというところで、当社に対する興味の度合い等を参考にしています。
塾の先生として、社会人として、子どもたちの手本となっていただくのですから、待っているだけではなく自ら行動を起こす、ということも実践して欲しい、というわけです。
もう内定をお持ちの方も、そうでない方も、当社の選考で何かを得ていただけると思います。
積極的なエントリーをお待ちしております!