『金属を鍛えて形造る=鍛造』という技術。
私たちは自動車の部品に使用される様々な鍛造製品をつくっている会社です。
大きな強みは1946年から研鑽してきた独自のシステムと塑性加工技術。
どこよりも「強い・軽い・高精度」を実現する製品は、
世界に名だたる日本の自動車メーカーから高い評価を獲得。
全国に200社ある独立系鍛造メーカーの中でトップクラスの技術力・生産規模を誇ります。
滋賀県湖南市。のどかな風景の中に佇む工場。この中で製造されている製品が日本中を走るほとんどの車に使用されていることを知る人は多くはありません。私たちの鍛造製品は自動車のエンジンやトランスミッション、シャシーなどに使用されています。“強い、軽い、高精度”を実現する独自のシステムと塑性加工技術。それは私たちが長い年月をかけて築いた会社の財産です。自動車メーカーにとって部品の品質は完成品の成否を握る最重要事項。日本全国にある鍛造メーカーの中から、自分たちの要求する仕様に応えられる会社を選ぶ必要があるのです。日本のトップ企業から選ばれる技術力で私たちは今日の地位を築きました。
写真の製品は私たちが7年という開発期間をかけて世の中に送り出した『Mgパイプ』。マグネシウム合金を用いた商品です。特徴は従来のマグネシウム合金と比べ、10%以上高強度、60%以上高延性。現在社会で広く役立てて頂くべくPRの真っ最中です。このように私たちは新分野における研究も積極的に行い、日々製品開発に取り組んでいます。高度な鍛造技術を用いて、新市場を開拓していくことは会社の重要戦略の一つです。もちろん主力の自動車部品も、ハイブリッド自動車や電気自動車などの増加にともない、より小型化・軽量化へと進化を遂げています。世界をリードする鍛造技術は、あらゆる日本のモノづくりに必要不可欠です。
◆現在は主に新工法の開発に取り組んでいます。鍛造時の型打ち条件や金型構造などを変えてみるなど、試行錯誤し、新たなシーズを生み出しています。世の中に無いものを創造するための糸口や未知なる工法を探究する毎日は飽きないです。<写真:研究開発課 K.N>
事業内容 | 自動車部品の設計・開発・製造・販売 |
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設立 | 1946年(昭和21年)11月5日
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資本金 | 1億円 |
従業員数 | 1600名(連結)
400名(単体) |
売上高 | 連結400億円(2021年3月)
単体170億円(2021年3月) |
代表者 | 林 大輔 |
事業所 | 本社/滋賀県湖南市石部緑台2丁目1番1号 |
関連会社 | 上越工業(株)
九州精鍛(株) 三恵工業(株) P.T.SGI(インドネシア) 常州江鍛汽車零部件有限公司(中国) GOHSYU MEXICANA, S.A. DE C.V.(メキシコ) |
主な取引先 | (株)アイシン、井関農機(株)、川崎重工業(株)、(株)クボタ、ジヤトコ(株)、(株)ジェイテクト、スズキ(株)、ダイハツ工業(株)、(株)デンソー、トヨタ自動車(株)、日産自動車(株)、本田技研工業(株)、三菱自動車工業(株)、三菱重工業(株)、ヤマハ発動機(株)、ヤンマー(株)、(株)ユニバンス 他
(五十音順) |
沿革 | ◆1946 後藤鍛工(株)より独立、(株)江州鍛造工業所を創立
◆1960 プレスによる熱間鍛造製品生産の開始 ◆1976 上越工業株式会社を設立 ◆1981 九州精鍛株式会社を設立 ◆1982 3000TONプレスラインを建設 ◆1985 自動アクスルシャフトラインを建設 ◆1987 自動コネクティングロッドラインを建設 ◆1991 4000TONプレスラインを建設 フローフォーミング機で内歯車部品成形開始 (株)江州鍛造工業所より(株)ゴーシューに社名変更 ◆1994 タイ・バンコクスプリング(現ソンブーンアドバンステクノロジー)と鍛造技術の提携 ◆1996 インドネシア P.T.SGI設立 ◆1993 No.2自動コネクティングロッドラインを建設 ◆2000 バルブスプリングリテーナー用自動ライン建設 バリアブルラックライン建設 3800TON高速自動ライン建設 ◆2004 4000TON高速自動ライン建設 ◆2005 ベトナム ソンコンディーゼルと鍛造技術の提携 ◆2007 2500TON高速自動プレスラインを建設 ◆2010 インドネシア P.T.SGI 第二工場増設 ◆2012 中国 常州江鍛汽車零部件有限公司設立 ◆2013 ゴーシューホールディングス設立 ◆2014 メキシコ ゴーシュー・メヒカーナ設立 |
ホームページ | http://www.gohsyu.com |