株式会社ホックス

「基板実装」とは、ベアボードと呼ばれるプリント基板に、ＩＣ等の電子部品を搭載し、はんだ付けを行うこと。そうして完成した製品のことを「実装基板」と言います。身近なところでは、温水便座に当社で製造された実装基板が使われていたりします。他にも医療機器の心電計、タッチモニター、スーパーコンピュータ、防犯警備監視システムなど、様々な分野の装置に当社製品が組み込まれています。中には搭載されている部品200種類、部品点数は両面で8,000個という大判の実装基板も！また、当社はODM企業でもあり、委託生産だけではなく、開発実績も多々あります。

部材調達から開発、製造までの一貫体制と、高品質な実装基板を強みにTOTO様、東京エレクトロン様、フクダ電子様など大手企業との取引が拡大！最近では医療業界からのオーダーも増加しています。高品質な実装基板を低コストで効率的に生産し、スピーディーに納品するため、製造工法の開発や、製造現場の作業効率改善に向けた治工具・ロボットの自社製作にも力を入れています。具体的にはインサートロボットや塗布機、画像検査機、部品棚に作業台まで手作りです。多種多様な製品や顧客ニーズに対応できるように、様々な技術・ノウハウを駆使してお客様満足度の向上を目指しています。

弊社の社員は、現在の業務が学生時代に勉強した学科とはまるきり異なる人材も多くいます。「製造業」というと電気・電子といった分野を卒業した方が、多いイメージを持つかもしれませんが、中には学生時代に海洋生物学を専攻し魚介類の病気に関する研究・調査をおこなっていた者もいます。そんな経験を持つ彼ですが現在では、社内で「ESDコーディネーター」といった資格を保有し、静電気管理技術者の一面を持った製造の管理者として活躍しています。他にも中途入社にはなりますが、サービス業、金融系、流通関連等など異業種から転身組も少なくありません。入社してからの努力次第で活躍の場を広げることができます。