エヌティーエンジニアリング株式会社

当社はもともと関連会社のエヌティーツールとドイツのメーカー2社が提携して生まれた会社です。日本のモノづくり技術とドイツの理論を融合させ、工作機械に欠かせない斬新かつ独創的な製品を開発・製造してきました。当社の主力製品は、工作機械の工具刃を調整する「工具補正装置」、加工部品を測定し判定をフィードバックする「計測装置」、高精度な加工・生産性向上に寄与する「振動測定・モニタリング装置」の3つです。現在もドイツの大学や研究機関との技術交流を行い、また、国際見本市への出展、中国大連での事務所開設など販路の拡大に努め、グローバルな展開を加速させています。

当社の開発スタンスは、常識への挑戦です。未来のニーズを見つめ、常識を超えた先にあるテクノロジーを目指して「私たちにしかできないモノづくり」を追求してきました。その成果のひとつは、無理だと考えられていたミクロン単位の工具補正を自動で行う「補正装置」の開発。また、加工された部位に生じるミクロン単位の誤差を工場内で測定し、良否の判定・フィードバック・工具刃先の補正移動までできるようにした「計測装置」では、不可能を可能にしたと取引先企業から高い評価をいただきました。これからも、「常識を超える発想」×メカトロニクスとエレクトロニクス技術によって、様々な産業の高品質化と生産性向上に貢献していきます。

当社は着想で勝負している開発企業。これまでに学んできた技術・知識・語学力を活かし、『機械工学的なこだわり』と『電子工学的なひらめき』で何かを創り出していく、創造欲旺盛なエンジニアが集まるメカトロニクス・カンパニーです。新たな発想をカタチにするべくコツコツと着実に努力を積み重ね、モノづくりに打ち込んでいます。まさに、今、「スケールやモータを埋め込んだ機能性ホルダを無線で制御する技術」や「自己判断機能を持った工作機械」、「加工しながら精度監理から異常検知までできる知的工具」の実用化に向けて取り組んでいるところです。これからも機械の情報化をめざして、まだ誰も知らない世界に踏み出していきます。