地方独立行政法人 堺市立病院機構

当法人は大正12年(1923年)に開設し、2023年7月に創立100周年を迎えました。開設以来、地域に根ざした医療サービスを展開しており、地域の方々の生命と健康を守ることに専念し、共に歩み続けてきました。平成24年に地方独立行政法人に移行し、平成27年には拠点を移し、堺市で初めて三次救急を担う救命救急センターを備えた病院として再出発しています。近年では感染症の流行や超高齢化社会への突入など医療拠点が担う責任も大きくなっており、今後も地域と共に歩みながら地域医療の充実に努めていきます。また、全国初の疾病予防管理センターを立ち上げ、地域の方々や教育機関、企業と協力し合いながら地域の方々の健康づくりに尽力しております。

病院の事務職は、直接医療行為に携わるわけではありませんが、病院という大きな組織を運営していく上では欠かすことのできない重要な役割を担っています。診療報酬の請求など医療事務をイメージされる方も多いかもしれませんが、『人事業務』では職員の採用や人員配置、給与や福利厚生、人財育成などに関わっている他、医療機器や医薬品の手配をする『購買業務』や会計処理や決算をする『経理業務』など…いずれも欠かすことのできない重要な役割ばかり。患者さんから見える範囲の仕事は決して多くはありませんが、その仕事は医療の現場で活躍する医師や看護師の活躍を支える縁の下の力持ちとして、地域医療の充実に大きく貢献しています。

当法人では全ての職員が安心して働ける環境づくりに力を入れています。効率の良い業務体制による残業時間の削減や休暇制度の充実などワークライフバランスを大切にしながら働ける環境を実現。子育て支援のための職員が利用できる保育所を併設している他、育休・産休の取得実績もあり将来を見据えてライフステージが変化しても安心して続けることができます。また、人財育成にも力を入れており、入職後の研修に加えて経験豊富な先輩が後輩の成長と活躍をしっかりとフォロー。充実した環境でスキルアップしていけるため、長期活躍できる環境で様々な経験を経て成長し、更なるキャリアアップを目指すことも可能です。