小松水産株式会社

当社のスタートは日立市山間部での行商です。さんまのみりん干しを製造し、初代と二代目(当時まだ学生！)が全国へと広めました。その後、地元で獲れ始めたイカをかば焼きにした「いかかば」を販売したところ、『農林水産大臣賞』を受賞！さらに、大量に水揚げされるものの当時は捨てられていたしらすを「もったいない！」としらす干しにして販売しています。現社長まで三代にわたり、枠にとらわれない運営で多くの実績を残すことに成功してきた小松水産。漁獲量は常に変動します。海洋環境も昔とは違います。だからこそ「しらすにこだわる必要はない！次は何売る？」という柔軟な姿勢で運営しています。――さあ皆さん、一緒に「何売る？」

ベンチャー気質が特徴の当社には、所謂“指示待ち”の社員はいません。与えられたことをやるよりも、責任感を持って意欲的に「やってみたい！」と実行する人を評価する社風です。その評価も誠実さや達成意欲、チーム精神といった個人像と、営業成績、製造成績で判断していく小松水産独自のもの。早い人は入社1年目からシンガポール出張にも行ってもらい、海外に地元茨城の食材を発信することもできます。海産物はもちろん、肉や果物なども紹介し、地域への貢献も実感できる仕事です！また、学校連携で食育活動をしたり、地元大学で学生と一緒に商品開発をしたりと、できることは無限大！意欲的に挑戦できる社員がたくさん活躍しています！

自慢のしらすどんぶりをお安く提供し、多くの方に知ってもらう機会作りを目的に「しらすパーク祭り」というイベントを開催しました。ここでは食育活動で作った商品パッケージで販売したのですが、しらすに混じるタコやイカのイラストがポイントなんです。私たち大人目線だとしらすそのものを描くほうが分かりやすいのですが、お子さんたちはこの“混じった生き物”を探すのが好きなんですよね♪固定概念を取り払うと、新しいものの姿が見えてくる良い例かもしれません。他にも飲食店を誘致したり、ヨガ講座を開催したりと見どころたっぷりで、多くの地元の方に来場いただきました。今後も社員主導でパワーアップ開催していく予定です！