これが私の仕事 |
クルトン用に加工する食パンの製造 生地の仕込みから成型、発酵、焼成、焼きあがったパンのスライスまでの工程を管理しています。パン生地はとても繊細なもので、日々の気温や湿度によって状態がかなり左右されます。生地を仕込む際の原料の配合は決まっていますが、気温に合わせて水の温度を調節したり、発酵にかける時間を調節したりと、細かな調節を重ねることで品質を維持しています。ただ、明確な“正解”というものがないので、調節に苦戦することも少なくありません。もちろん最初から上手くこなせる人もいません。生地と向き合いながら調整を重ねて、時には失敗もしながら、自分の中の引き出しを増やしていくことで対応できる幅も広がっていくので、おもしろさは尽きません。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
パンの歩留があがり、月間の営業利益が約300万円あがったこと 「歩留」とは、原材料に対してできあがりの量がどれだけあるかの比率のことを言います。製造業にはこの「歩留」を“いかにして上げるか”というのがつきもので、日々歩留の改善に努めています。製パン部門の場合は、パンを焼いた時のロス(つぶれや汚れ等)を減らすことが歩留を改善させるための大きな近道になります。発酵のさせ方を調整したり、なるべく品質がある程度の高さで均一になっているパンを作るということも工夫の一つですが、作業ミスを減らすために呼びかけたり、一緒に働くパートさんたちと協力しながら、結果につなげられた時は嬉しい気持ちになります。尊敬する工場長は現場に立ちながらスタッフに指示を出し、一体感をつくってくれるため、同じ想いを持った一つのチームとしてとても協調性を持って進められる職場です。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
健康を想う温かい気持ちと高い品質に惹かれた。 弊社のブランド商品で「よいことパン」という商品があり、元々存在を知っていただけでなく、入社前から好きでよく買っていました。ブランドのテーマは「召し上がっていただく方の健康と幸せを願う」という経営理念も体現していて、健康に配慮した商品づくりをしているというところに深く共感したことが入社の決め手でした。私は新卒入社ではなく中途入社ですが、それまでコンビニのお弁当を作るような中食業界で務めていましたが、ここまで健康を意識したことはありませんでした。尚更「健康への配慮」というところに対して強く意識する部分がありました。 |
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これまでのキャリア |
製造(今年で3年目)
※他社から転職して入社しました(2020年3月入社)
※製造品目の担当を複数経験しました。
クルトン(約1年間)→パイ(1年間)→パン(現職・半年) |