学校法人愛光学園

文化・風習の異なるさまざまな方に日本語や日本のマナー・カルチャーを指導します。授業では、日本語を理解いただきやすいよう、ジェスチャーや絵などを活用し、わかりやすい工夫を心がけます。文化が異なることで、授業ではトラブルも起こりますが、生徒さん1人1人と向き合い、遅刻があればなぜ遅れてしまったのか、丁寧にヒアリングを行い、生徒さんが日本で暮らし、活躍するうえで躓くことのないよう、フォローします。日本語を話せなかったところからスタートした生徒さんと、日本語で冗談を言い合えるような仲になるのは最高の瞬間！ここ愛光学園から、日本と諸外国との懸け橋となる人材を育成していくことが、使命であり喜びです。

私たち「学校法人愛光学園　山手日本語学校」は、小中高生向けの塾を展開する山手学院グループが立ち上げた留学生に日本語教育を提供する教育機関です。2008年に政府が発表した「留学生30万人計画」という当時の14万人から2020年までに30万人に留学生を増やそうという計画を受けてスタートしました。2017年時点で31万人を越え、指標を達成。当学園も達成の一助を担わせていただきました。世界各国から集まった留学生の方に対して、質の高い日本語教育だけでなく、卒業後の進路選択サポートなど、教育業界で50年の実績を持つ、 山手学院グループとしての教育のノウハウをアドバンテージとして、日本語教育を行っています。

留学してまで学びたい、という生徒さんの多くは将来日本で働くことが目的です。明確な目的があるため、学習意欲は高く教える方にも身が入ります。ある講師が、生徒さんの故郷で大規模な災害があったというニュースを知り、大丈夫かどうか、帰る必要はないかと、その方に聞いたときに「自分が勉強をして災害におびえない生活基盤や、国を作っていかなければいけないんだ」と答えられたそうです。そんな志を持った生徒さんが多く通っているので、教える方もやりがいが高く、多くの学生が合格を目指す試験に向け、全力でサポートしています。教育を通して日本と世界をつなぐ愛光学園をいっしょに盛り立てていってください。