丸は羽野水産株式会社

「日本の水産物の流通と食を支えている」。これは、世界をフィールドにあらゆる水産物を扱う当社だからこそ言えること。私たちは沼津を拠点にした国内での仕入れはもちろん、海外でもオランダのアムステルダムに事務所を構え、オランダ、アイルランド、ノルウェーなど、ヨーロッパにおいて30年以上の輸入実績を誇っています。更に、アジア諸国との連携のほか、北アメリカ、南米などにも仕入れの窓口を持っていることが強み。昨今の海外での日本食需要の流れもあり、特に鮮魚は人気で輸出量も増えているため、益々の事業拡大が見込まれています。今後は水産物のほか食料品全般へと視野を広げ、時代に合わせて多角的に事業を展開していきます。

日々の食卓で親しまれる魚は良質な蛋白源でもあり、身体づくりにも欠かせないかけがえのない食品です。だからこそ水産物を扱うプロ集団として「消費者の好む魚を良い鮮度で安く食卓にお届けする事」を使命に、確かなスキルをもって対応。まずは、『目利き力』。その一瞬で水産物の相場と価値を見極めることで、優れた鮮度と品質、最適な価格での提供を実現しています。『物流力』は、沼津港を中心に広がる全国の物流網と世界の各市場とのパイプ。これにより必要な商品をベストタイミングでお届けできています。最後に『情報力』。地元地域・全国・世界へと張り巡らされた独自の情報アンテナにより、タイムリーに情報をキャッチしています。

ITによる情報化が進行する世の中ですが、市場では人と人とのコミュニケーションもとても重要なもの。朝の沼津市場には200～300人もの人が集まりますが、そんな背景から実はみんな顔見知り。人情味ある港町独特の風情を感じながら日々情報交換を行うことで、市場は成り立っています。今日も市場には活気が満ち溢れていますが、すべてはお客様に喜んでもらうため。自らの知識や経験を全力で発揮し、お客様のために良い商品をリーズナブルな価格で仕入れて販売することがやりがいのひとつです。当社には「後輩をみんなで育てていこう」という風土があるのでスキル習得も安心。先輩たちも失敗を繰り返しながら魚のプロへと成長していっています。