●ネットの通販、フリマ等で多くの人が利用し、身近なものとなっている段ボール。当社は、その段ボールの原料となる原紙を生産・販売する会社です。国内で利用された古紙を分別回収し100%リサイクル。使命を終えた段ボールを原紙に戻すといったマテリアルリサイクルに取り組んでいるのが主な特徴になります。●環境意識が世界的に高まる中、関連会社でバイオマス・太陽光発電を行い、サーマルリサイクルにも取り組んでいます。
●私たちが生産する段ボールの原紙は、分別回収された古紙を原料として生産しています。一般的に原紙は、古紙90%以上で生産されると言われている中で、当社は月間1万トンの原紙を古紙100%で生産。その原紙で作られた段ボールは再度リサイクルすることで、マテリアルリサイクルを通じて段ボールの国内での地産地消を縁の下で支えています。●その一方、関連会社では国内の森林から出た間伐材、家屋の解体現場から出た廃材等をチップ化した燃料を活用したバイオマス発電を行い、サーマルリサイクルにも取り組んでいます。近年、太陽光発電もスタート。こうした私たちの事業そのものが環境保全や循環型社会の実現に役立っています。
「軽い」「適度な強度」「安価」、そして「リサイクル可能」といった強みがある段ボール。現時点では、代替可能なものが世の中に存在していません。そのため皆さんにとっても身近なネット通販だけでなく、工業製品、農作物、加工食品、飲料の梱包等、様々な分野で重宝されています。一つの分野に当社の業績が左右されることはないため、安定した仕事量を確保することができます。実際ここ10年以上黒字経営です。最近では、災害避難時のパーテーション、ベッド、トイレにも活用されるようになったり、脱プラスチックのアイテムとして注目が集まっていることもあり、今後も原紙のニーズは高い水準で推移していくと見込んでいます。
飛騨川が近くに流れる風光明媚な場所にある当社。そんな場所に、大型トラックが1日40~50台、さらに来客、宅配便、資材運搬や社員の車両を含めると1日200台程の車が行き交っています。メーカーであるが故ににおいや騒音といった面でのご迷惑もあるでしょう。仕事に恵まれていても地域の人々に認めていただけなければ、事業の継続は困難です。そのため毎日の挨拶はもちろんのこと、畑で芋をつくり地元の「こども園」に提供したり、地元の酒造メーカーと芋焼酎を作る等、地域に愛される取り組みをしています。今後もこの地で事業をさせていただいている感謝の気持ちを忘れず、地域と共に発展し続ける会社でありたいと考えています。
事業内容 | ■段ボール原紙の製造・販売
・当社の原紙は、商社を介して流通し 様々なシーンで利用される段ボールになり 全国に流通しています。 ■バイオマス発電、売電 関連会社/川辺バイオマス発電(株) |
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設立 | 昭和35年2月 (1960年2月) |
資本金 | 9,900万円 |
従業員数 | 94名 |
売上高 | 65億円(2021年3月期実績) |
代表者 | 代表取締役社長 松浦 真左基 |
事業所 | 岐阜県加茂郡川辺町上川辺252-1 |
関連会社 | 日本紙パルプ商事(株)
川辺バイオマス発電(株) |
主要取引先 | 日本紙パルプ商事(株)
川辺バイオマス発電(株) |
企業理念 | 1.人を大事にする会社
社員一人ひとりが、会社の財産です 互いを尊重し、心豊かな未来を築く会社にしよう 2.感謝の気持ちを持つ会社 私たちは、豊かな自然の恩恵を受け、暮らしています 環境との調和を考える会社にしよう 3.信頼される会社 高品質の製品やサービスの提供は、私たちの使命です 誠意と熱意を持って仕事に取り組み、社会から必要とされる会社にしよう 4.愛される会社 私たちにとって、地域社会が基盤であり、地産地消が存在価値です 地域の皆様と共存共栄する会社にしよう 5.自慢できる会社 会社、仕事、製品に愛着と誇りを持つことが、私たちの理想です 家族や友人、そしてみんなに胸を張って語れる会社にしよう |
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