自衛官は、国の平和と独立を守るという使命の下、領土・領海・領空を守る活動や災害時の捜索・救助、医療等の対応、海外での国際平和協力活動などを行っています。私たち、自衛隊香川地方協力本部は、自衛官の募集や退職する自衛官の就職支援、予備自衛官などに関する業務などを行っています。また、防衛省や自衛隊にまつわる広報事業や、関係自治体との連携調整なども担っている皆様と自衛隊を結ぶ窓口です。
自衛隊の仕事というと、陸上での戦闘部隊や護衛艦などに乗船する海上自衛官、戦闘機を操縦するパイロットなどが思い浮かぶかもしれません。しかし、自衛隊ではさまざまな分野で活躍することができます。例えば、各自衛隊で人事・総務・会計などのデスクワークを普段の仕事とする隊員、自衛隊所有の装備品の整備を行う隊員、コンピュータシステムの維持管理を行う隊員などもいます。陸上自衛隊には約16、海上自衛隊には約50、航空自衛隊には約30の職域があり、各人が関心のある分野で活躍することが可能です。インターンシップを通して、「自衛隊ってこんなこともしているんだ」という発見をしていただきたいと願っています。
自衛隊といえば、体育会系の厳しい上下関係や、ハードな訓練などがイメージされるかもしれません。しかし、実際の職場は休憩時に冗談を言い合ったり、アットホームな雰囲気です。教官や先輩は確かに時には厳しいことも言いますが、それは訓練や任務を乗り越えるために必要なことだから。普段は優しくて尊敬できる人が多く、先輩たちの背中を見て、自然と「私も頑張ろう」と思える環境です。また、全職種に共通するのは、人から感謝してもらえる仕事だということ。災害派遣の現場では被災者のみなさまから、事務職の隊員も仕事を通じて関わる隊員から感謝の言葉をかけられることが多く、やりがいにつながっています。
意欲と能力がある女性が、あらゆる分野にチャレンジする道を拓いています。実際、自衛隊発足当時は144名だった女性自衛官ですが、今では約1万7,000名もの女性が活躍しています。また平成29年4月には「女性自衛官活躍推進イニシアティブ」を策定し、「女性自衛官比率の倍増」を目指して様々な施策に取り組んでいます。例えば、不規則な勤務形態に対応できる庁内託児所を7カ所(三宿・熊本・横須賀・真駒内・朝霞・入間・市ヶ谷)に整備しています。また、災害派遣などの際の緊急登庁時に、駐屯地や基地等において概ね5日間程度、子供を預かることのできる態勢を陸・海・空ともに完備しています。育児休業の取得も推奨しています。
事業内容 | 国の平和と独立を守るという使命の下、領土・領海・領空を守る活動や災害時の捜索・救助、医療等の対応、海外での国際平和協力活動などを行っています。 |
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設立 | 1950年8月 |
資本金 | 会社規定のため非公開 |
自衛隊員の現員 | 230,754名(令和4年3月31日現在) |
売上高 | 会社規定のため非公開 |
代表者 | 防衛大臣 浜田 靖一
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事業所 | ■本省
〒162-8801 東京都新宿区市谷本村町5-1 TEL:03-5366-3111 ■香川県内の事業所 自衛隊香川地方協力本部(TEL:087-823-9206) 陸上自衛隊善通寺駐屯地(TEL:0877-62-2311) |
沿革 | 1950年8月 設立 |
ホームページ | https://www.mod.go.jp/pco/kagawa/index.html |