青森市に本社を構え、建築物の躯体として用いられる鉄骨の加工や、鋼構造物の製作・施工を手掛ける会社です。鉄骨製作工場認定制度によるHグレードの国土交通大臣認定を取得しています。青森県内の建築物も手掛けていますが、東京事務所を設けていることから、首都圏の建築物の工事への参画が中心です。1935年の創業以来、長年にわたる実績があり、大規模なオフィスビルやアリーナ、大学の校舎などの施工実績もあります。
1935年の創業以来、建築鉄骨の製作を手掛ける当社。1965年に法人化して、1992年には東京事務所を開設するなど、着実に事業成長を遂げてきました。また、現在では首都圏への納入が中心。大手設計事務所、ゼネコンが手掛ける東京都内のオフィスビルや複合商業施設、アリーナ、図書館、大学の校舎などの鉄骨製作に参画しており、ランドマークとなる建物の建設に用いられることも。東京都内を歩いていて、自分が製作に関わった鉄骨が使われた建築物を目にしたときは、少し誇らしい気持ちになり、喜びもひとしおです。まじめなものづくりの姿勢が客先より高い評価をいただいております。
当社では、高精度で品質の高い製品を安定して効率よく製造していくことを重視し、生産ラインを構築しています。一次加工ラインは先端の技術による生産設備を導入し、作業効率を重視してレイアウトした自動化ラインです。柱加工ラインは鋼材の入荷から一次加工ラインを経て、柱パネルまわりの部品製作や溶接、柱大組立や溶接までが一方通行で流れていくように構築。作業性がよく、進捗確認をしやすい生産ラインを実現しました。梁加工ラインには通路の左右に門型クレーンを4基ずつ設置し、天井にも3基のクレーンを設けて、クレーン待ちをすることがほぼない作業環境となっています。
高品質な製品を効率よく製造していくため、2種類の溶接ロボットも導入しています。1つ目はコラムと呼ばれる筒型鋼材の溶接に用いる、連結コラム溶接ロボットシステム。ヒュームやスパッタといった溶接時に発生する粒子などの付着が抑えられ、品質の高い製品を製造できます。2つ目は柱大組溶接ロボットシステムで、大組立班2パーティーの作業員がそれぞれ柱大組立品を供給。動線を工夫することで、人とロボットが協業しやすい作業環境を構築しました。また、2箇所の同時溶接や長時間の無監視による運転が可能など、作業効率の向上にもつながっています。
事業内容 | ■建築鉄骨の製作
■鉄鋼構造物の製作・施工 |
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設立 | 1965年4月(創業:1935年4月) |
資本金 | 3,000万円 |
従業員数 | 71名(2022年9月現在) |
売上高 | 23億円(2021年度実績) |
代表者 | 代表取締役 齊藤 拓男 |
事業所 | 本社/青森県青森市堤町2-21-8
工場/青森県青森市滝沢字住吉12 東京事務所/東京都千代田区飯田橋1-12-14 宮島ビル502号 |
許認可(登録)番号 | ■建設工事業許可:青森県知事許可(特-30)第12497号
(土木工事業・建築工事業・鋼構造物工事業・とび・土工工事業・塗装工事業) ■鉄骨製作工場認定制度:国土交通大臣認定Hグレード TFBH-182991 |
資格取得者数 | ■溶接管理技術者(WES8103):特別級2名、1級6名、2級15名
■鉄骨製作管理技術者:1級25名、2級1名 ■非破壊試験技術者:UT(レベル3)1名、UT(レベル2)6名、UT(レベル1)4名、PT(レベル2)1名 ■建築鉄骨製品検査技術者:17名 ■建築鉄骨超音波検査技術者:7名 ■AW検定:工場溶接技能者16名、溶接ロボットオペレーター4名 ■半自動溶接技能者:38名 ■手溶接技能者(アーク溶接技能者):37名 ■スタッド溶接A級:2名 ■二級建築士:4名 ■建築施工管理技士:1級3名、2級6名 ■土木施工管理技士:1級3名、2級8名 ■鉄工技能士:1級11名、2級2名 ■第一種衛生管理者:4名 ■職業訓練指導員免許(構造物鉄工科)2名 ■クレーン・デリック運転士免許:3名 ■ガス溶接作業主任者:3名 ■有機溶剤作業主任者8名 (2022年9月現在) |
沿革 | 1935年4月:
丸八斉藤鉄工所として青森市堤町にて創業 1965年4月: 有限会社丸八鉄工所を資本金300万円で設立 1969年4月: 青森市原別地区に原別第1工場を新築 1975年8月: 原別第2工場を新築 1978年1月: 資本金を1,000万円に増資 1979年6月:青森県鉄工連協同組合から建築用金属品製造資格のA級認定を受ける 1982年11月: 原別第3工場新築 1983年3月: 丸八鐵工建設株式会社に組織変更 鉄骨製作工場として、Hグレードの建設大臣認定を受ける 1989年10月: 資本金を1,500万円に増資 1991年6月: 資本金を3,000万円に増資 1991年7月: 原別工場を統合して、青森市滝沢地区に社屋及び工場を新築・移転 1992年10月: 東京都千代田区に東京事務所を開設 2001年9月: 工場を増築し、柱大組立溶接ロボットシステムを導入 2004年3月: 一次加工ライン更新 2008年2月: 柱大組立溶接ロボットシステム更新 2015年8月: 柱大組立溶接ロボットシステム更新 2017年11月: 一次加工ライン更新 |
企業ホームページ | http://www.maruhachi-tekkou.co.jp |
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