全薬工業株式会社

医療用医薬品やOTC医薬品、スキンケア製品、健康食品など人々の健康に総合的に寄与している全薬工業。品質の高い製品を通じて、治療と予防の両面から社会に貢献しています。モノクローナル抗体製剤は抗がん剤・免疫抑制剤などとして使用され、多くの医療現場で用いられています。OTC医薬品では「ジキニン」シリーズ、スキンケア製品では敏感肌用スキンケアシリーズ「Arouge」、健康食品では「『養生』食品」シリーズの栄養補助食品などを展開。今後も製品や事業の幅をさらに拡大していきます。「効きめを創り、効きめで奉仕する」という創薬理念を大切にし、製品づくりを通じて地域の保健衛生の向上に貢献します。

1つの製品を世に出す時、さまざまな部門が協力し合い、志を一つにして創薬・製品開発に取り組みます。研究、OTC開発、医療薬開発、製造・品質管理、OTC-MR、MR、学術、信頼性保証、管理部門などの部門が、それぞれの役割を発揮します。ドラッグストアの店頭などで購入できるOTC（Over The Counter）医薬品の例では、市場分析→企画・立案→処方検討→スケールアップ検討→製造販売承認申請→生産→発売企画・準備→製品発売→発売後支援という流れで業務を行います。医療用医薬品（新薬） 開発のケースも、各部門の専門知識と技術を持ち寄り、治療薬がなく苦しんでいる人を「必ず救いたい」という思いのもと業務に取り組んでいます。

「製薬会社＝真面目で堅そう」というイメージを抱いている方も多いでしょう。しかし、説明会やインターンシップなどの場では「想像していたより明るくて楽しそう」という印象をお持ちいただいているようです。その理由を聞くと「若手が生き生きと活躍している様子を見たから」という回答が多く、意欲的な若手にどんどん責任ある仕事を任せていく、当社の育成・登用の方針が伝わっていると実感しました。若手にとっては「知りたかったこと」や「身につけたかったこと」を得ることができます。また指導をする際にも「なぜこうなのか」と背景や目的を含めて説明するように心掛けていますので、深い理解を得ることにも繋がります。