業種 |
福祉・介護
教育関連/その他サービス/団体・連合会/公社・官庁 |
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本社 |
神奈川
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★2015年3月に相模原市内に新施設を開設!
自閉症をはじめとした発達障害を伴う利用者一人ひとりの意思を尊重した、日常生活・社会生活の支援をしています。
1995年、相模原市自閉症児・者親の会が設立委員会を設け、活動したのが始まりです。
私たちの支援が、社会参加の機会の確保及び共生社会に繋がるよう事業を運営しています。
当法人は相模原市内の自閉症児・者の親たちによる「相模原市自閉症児・者親の会」が母体となって設立されました。自閉症という障害を持つ方の多くは障害名の「自閉」という言葉から誤解を受け、幼い頃から一方的に叱られ責められてきました。また家族の方も「育て方が悪い」などど非難されてきました。支援を求めてたどり着いた知的障害者施設の多くは集団行動が前提で、集団行動になじまない自閉症者はそこでも浮いた存在でつらい思いをします。決まったプログラムに合わせるのではなく、その人に合ったプログラムを提供できないか、自閉症者一人ひとりの思いや個性を大切にした支援をしたいと私たちは「やまびこ工房」を開設しました。
当法人は自閉症者の意思や個性を尊重した個別支援プログラムによる独自のサービスを提供しています。例えば10分集中できる方には10分でできるプログラムを提供し、昼食も決まった時間に一斉にせず、個々のペースやタイミングに合わせてとります。各自食事にこだわりのある利用者のためにメニューも個別対応で、一人ひとりの希望に沿った食事を提供しています。先の見通しがないと不安になる利用者の必須アイテムのスケジュール表もその人の理解のレベルに合わせて文字による提示や絵入りのカード式のものと様々です。このようにきめ細かな対応を必要とする自閉症者の支援を経験すれば、どこでも通用する障害福祉のプロになれると確信しています。
自閉症者の支援者に求められることは「待つこと」「本人のペースに合わせること」です。そのなかで本人が何を望んでいるかを理解しなければなりません。といっても利用者は言葉を使って表現できません。こちらで具体的なものを提示して反応を見るというやり方をします。器を変えたら食べた、場所を変えたら食べたなど、自閉症の方と関わっていると毎日が発見の連続です。常に寄り添い、微かな変化をとらえ、根気よく対応していくことによって、利用者の世界や可能性を広げることができるのだと考えています。
事業内容 | ■生活介護事業
自閉症の方の日常生活上の介護や自主製作品の作成、受注仕事の補助などの通所サービスを提供。 ■居宅介護事業 入浴、排泄、食事の介助など、居宅での生活全般にわたるサービスを提供。 ■移動介護・行動援護事業 地域生活に必要な社会参加や社会経験を支援するサービス。利用される方のニーズに沿って活動内容をコーディネートし、外出時の円滑な移動を支援します。 行動援護は行動上著しい困難がある方が対象の外出サービス。 ■重度訪問介護事業 居宅における介護から外出時の移動支援までを行う総合的なサービス。 ■短期入所事業 宿泊を伴う施設短期入所サービス。家族の方に用事があるときや、レスパイトのために一時的な施設入所による介護サービスです。 ■相談支援事業 地域生活における相談に応じます。 ■共同生活援助事業 共同生活を営む住居で、入浴、排泄、食事の介護など、主に夜間に提供されるサービス。自閉症の方たちの自立した生活と地域での暮らしを支援します。 |
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設立 | 1997年9月 法人設立 |
従業員数 | 61名 (常勤職員 男13名、女8名 非常勤職員 男9名、女27名 嘱託職員 男3名、女1名)
(2021年7月31日現在) |
事業活動収支 | 約3.9億円(2018年度実績:福祉事業活動収入)
約4.2億円(2019年度実績:福祉事業活動収入) 約3.9億円(2020年度実績:福祉事業活動収入) |
資本金 | 社会福祉法人のため無し。 |
代表者 | 理事長 兵頭 徹
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事業所 | 【神奈川・県央エリア】
■やまびこ工房 相模原市中央区田名7236-3 生活介護 (定員40名) ■相模原自閉症支援センター 相模原市中央区田名7236-3 居宅介護 移動介護・行動援護 重度訪問介護 短期入所 (定員8名) 相談支援 ■グループホーム ナウシカ 相模原市中央区上溝3949-39 共同生活援助 (定員5名) ■グループホーム カラフル 相模原市南区下溝310-11 共同生活援助 (定員10名) ■第二やまびこ工房 ※2015年3月開設 相模原市南区麻溝台2-6-46 生活介護 (定員30名) 自立訓練(生活訓練) (定員10名) 短期入所 (定員8名) |
沿革 | 1995年 7月 相模原自閉症児・者親の会が施設設立委員会を設け活動開始
1996年 6月 「社会福祉法人風の谷」設立準備委員会として活動開始 1997年 9月 「社会福祉法人風の谷」法人認可される 1998年 7月 社会福祉法人風の谷「やまびこ工房」(定員40名)開所 2001年10月 グループホーム「ナウシカ」開所 2006年10月 相談事業開始 移動支援事業開始 自立支援法に伴い「ナウシカ」が共同生活事業に移行 2008年 4月 短期入所事業(定員2名)開始 2010年 4月 やまびこ工房第2棟にて短期入所事業(定員8名)開始 2015年 3月 「第二やまびこ工房」(定員30名)開所 2018年 9月 グループホーム「カラフル」開所 |
職員の一日の仕事の流れ | 当法人では自閉症の方一人ひとりの意欲と個性をなによりも尊重しています。そのため、支援職員の日常業務やスケジュールは担当する利用者によって異なってきます。
【「やまびこ工房」の一日】 08:30 出勤 ミーティング (当日の職員配置等の確認) 09:00~ 利用者出勤 利用者対応 (一人ひとりにスケジュールや当日のガイドヘルプについて説明) 作業時間 (受注作業、自立課題を行う)/ 工場や作業室に行って支援 昼食 (一人ひとり個別に食事、食事が終わると個々に作業に戻る)/ 一緒に食事(配食、食事介助など) ~16:00 利用者帰宅/ 送迎車運転、短期入所及びケアホームへ支援、それ以外の職員は残務処理 17:00~ ミーティング (その日の報告、問題があれば話し合う) 終了後退勤 ※色々な利用者の方を知っていただくため、担当はローテーションを組んで決めています。 ※休日や施設利用終了後の買い物、電車外出、散歩、ボーリング、カラオケ、ドライブなどの課外活動にはガイドヘルパーが同行します。 職員はガイドヘルパーの手配や活動内容の指示などのコーディネートを行います。 |
【新型コロナウイルス感染症への対応】 | ・1day仕事体験にはアルコール消毒液を用意しております。
・当日はマスクの配布も可能です。 |
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