◆地域の人々や農家を支えることが使命としています。
農産物のブランド化を推進しているJA志賀の事業内容は、
・コア事業でもある、農業の技術や経営指導をする「営農事業」
・農作物の出荷販売や農家に資材を販売する「経済事業」
・金融に関わる「信用事業(JAバンク)」
・生命や財産の保障を提供する「共済事業(JA共済)」
など、営農事業にとどまらない、総合的な事業展開で地域社会に貢献しています。
志賀町は能登半島の中心部に位置する自然豊かな町です。コシヒカリの『志賀米』をはじめ、能登スイカ、長ナス、白ねぎなど、特色ある農産物を生産していますが、中でも最近私たちが特に推しているのが『能登志賀ころ柿』。一般的なつるし柿と違い、『能登志賀ころ柿』は有名デパートでも取り扱われる高級品。2016年には地域の特性を活かした農産物を国が保護するG1マークを取得しました。さらに石川県知事からもブランド品目を示す『百万石の極み』としての評価もいただき、過去最高の30万円で落札されるまでになりました。最近は特にこうしたブランド品を育てる活動を積極的に行い、「稼げる農業」を支援することに注力しています。
私たちが掲げているのは「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」の3つの基本目標。農業者の担い手不足や人口減少によって厳しい環境変化にありますが、だからこそ私たちの働きが重要になると考えています。この3つの基本目標を達成するために、まず農業振興活動においては、JA直売所を拠点とした生産の拡大や、『能登志賀ころ柿』につづく農畜産物の全国ブランド化、G1の登録などに尽力していきます。また、地域貢献活動として「お年寄りと家族が安心して暮らせる」地域づくりや、農業まつり・学校給食への食材提供を通じたPR活動なども行い、さまざまな観点から多角的にアプローチすることで、目標達成に向けて努めていきます。
農業の現場に近い営農部門と、金融共済部門とでは日々の業務が一見異なっているように感じられるかもしれませんが、実は目指すところは同じです。営農は生産者のパートナーとして、「儲かる農業」を目標に、販売チャネルなどのマーケティングを支援したり、コストダウンのための農業指導を実施します。これらの活動によって農業が高収益化され、生活の基盤が安定させることができます。また、金融共済部門では「銀行+保険」を併せたような機能を持っていますので、日常におけるあらゆる経済的な問題に対応することができます。営農と金融共済と合わせた総合サービスを両面で行うことで、JA志賀は地域の人々に「安心」を提供しているわけです。
事業内容 | ■指導事業
指導事業はJA事業の土台となる事業で、営農指導事業と生活指導事業があります。 組合員の営農を指導し、生活指導事業は組合員農家の生活全般について指導を行っています。 ■信用事業(JAバンク) 貯金の受け入れ、資金の貸し付け、為替の取り扱いをおもな事業としています。 ■共済事業(JA共済) 病気や災害に備えて組合員が協同して保障し合い、損害の回復、農業経営と生活の安定をめざす共済事業を行っています。制度は異なりますが、生命保険や損害保険と同様の役割を果たします。 ■販売・購買事業 組合員が作った新鮮で安心な農畜産物を消費者に供給する「販売事業」、そして農業生産に必要な資材や生活に必要な物資を組合員に供給する「購買事業」を行っています。 ■利用事業 農業者が個人では持てない施設を設置し、共同で利用する事業を行っています。 組合員の営農や生活に資するとともに、運営から生じた収益は様々な方法で組合員に還元されています。 ■高齢者福祉事業 介護を必要とする高齢者を対象にホームヘルプサービス等の事業を行っています。 JAが要請したホームヘルパーや組合員が参加し、食事サービスや一声運動などを展開する「助けあい活動」も行っています。その他、生活に必要なさまざまな事業を行っています。 |
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設立 | 1966年3月31日 |
出資金 | 8億8652万円 |
従業員数 | 95名(2023年2月現在) |
売上高 | 21億7983万円(2022年3月) |
代表者 | 代表理事組合長 新谷克己 |
事業所 | 石川県羽咋郡志賀町末吉新保向1番地 |
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