創業から159年。
現代和風造りのお部屋と伊香保でも希少な茶褐色の「黄金の湯」を堪能いただける塚越屋は、
著名な画家にも愛されたやすらぎの宿。
訪れた人がホッと一息つき、
元気になってお帰りいただける空間づくりに取り組んでいます。
■企業理念「日本一幸せな宿づくり」
スタッフそれぞれが自身の行動がお客様や仲間の幸せに繋がることを意識して
最高のおもてなしを提供します。
伝統ある旅館と聞くと、格式を重んじ決められたサービスをするイメージを持つ方もいるかもしれません。もちろん紡いできた文化は大切に継承しますが、臨機応変に変化できてこそ一流の宿。旅館という空間にお客様が何を求めているのかを察し、付加価値を提供することが必要なのです。それにはスタッフの視点を活かすことが重要と考えます。例えば、アニメ好き社員が担当した人気ドラマCDとのコラボ企画やピンクリボン活動の一環として乳がんを経験された方向けの入浴企画等、お客様が幸せになれる空間が生まれています!その人らしさを活かしたチャレンジができるのは、当社の特徴と言えるでしょう。
この旅館にはかつて億単位の負債がありました。できることは何でもやらなければとがむしゃらな時期もありましたが、お客様に選ばれる旅館として、お客様の幸せを第一に考えたサービスをすることを指針に復活を遂げることができました。これも全てスタッフの協力があってこそ。スタッフが楽しく働き、この旅館が好きでなければ、お客様にもここを好きになっていただけませんから。だから私は「主役は女将でなくスタッフ」と伝え続けています。これからも、固定概念に囚われずお客様に寄り添って“考動”することで、宿泊者アンケートの最高評価である「感動(「良い」ではなく感動!)」をいただけるよう、スタッフ全員で努力を続けていきます。
当社は伊香保温泉では先進的な休館日を週2日設けている旅館です。OFFにしっかり休み、充実した時間を過ごすことが上質な仕事に繋がると考え、働き方改革を推進しています。また旅館スタッフの仕事は、接客対応など目に見えるものから、お客様との会話から察せられることに対する心配りなど目に見えないものまで幅広いため、人として大きく成長できる仕事です。実際にスタッフも、「視点や価値観が変わった」「キャリアアップを見据えている」と語ります。こういった“どうなりたいか”というビジョンも女将と会話する機会があり、全員の幸せを見つけるきっかけになっています。他にも多くの取り組みがあるのですが…。続きは直接お伝えします!
事業内容 | 【温泉宿 塚越屋七兵衛】【別館 香雲館】の運営
───────────────────── 【温泉宿 塚越屋七兵衛】 旅の一息は人生の一息 古き良き旅館文化を受け継ぐ温泉宿。 格調高い現代和風造りのお部屋でおくつろぎいただけます。 【別館 香雲館】 全室露天風呂付10室の贅沢なお宿。 あたたかく さりげなく うつくしく お客様の五感を癒すおもてなしを提供しています。 ☆いずれも伊香保が誇る『黄金の湯』を楽しめるお宿です! ☆特色ある企画で多くのメディアに取り上げられています! |
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創業・設立 | 創業:1863年
設立:1949年 |
資本金 | 1000万円 |
従業員数 | 60名 |
売上高 | 4億円(2021年6月実績) |
代表者 | ◆会長 塚越 裕子
┗観光カリスマ認定(2003年7月) 群馬県女将の会 会長 ◆代表取締役社長 塚越 左知子 ┗【温泉宿 塚越屋七兵衛】【別館 香雲館】女将 全国若女将会つぼみ 会長 一般財団法人日本プロスピーカー協会 認定ベーシックプロスピーカー |
代表メッセージ | 30億円の負債――。
私の女将人生は負債との戦いから始まりました。 私は当時、東京の大手広告会社に勤めていましたが、 実家塚越屋に別館がオープンしたことを機に退職して女将の道へ。 しかし、そのタイミングに浅間山噴火、新潟県中越地震、 温泉偽装問題の風評被害で客足が遠のく“伊香保三重苦”が重なってしまったのです。 さらに追い打ちをかけるようにリーマンショックまで発生。 頑張っても頑張っても、お客様にいらしていただけない日々が続きました。 負債は減らず、むしろ増えていく。 このままでは、倒産してしまう。 存続させるためには、何を捨てよう、何を諦めよう…。 母である会長と、弟と共に、何とか苦境を脱却しようと奔走しました。 そんな中出会った弁護士さんから言われたのです。 「あなたの守りたいものは何ですか」と。 それまで捨てなければならないものや 諦めることばかり考えていた私たちにとって、目が覚めるような一言。 浮かんできたのは、ここを愛してくれる社員やお取引先様、お客様の顔でした。 塚越屋を好きだと言ってくださる全員のために、【塚越がやる塚越屋】を守りたい。 「創業から長きにわたって経営を続けてこられたのは、 それだけ多くの方に必要としていただけて、愛されてきたから。 そんな方々を幸せにできる宿づくりをする。」 この考えに賛同する方々の協力を得て、倒産の危機を脱することができました。 * 【日本一幸せな宿づくり】を掲げ運営を強化する中、またしても問題が発生します。 社員が次々辞めてしまうのです。 それに伴い、顧客満足度(CS)も急降下。 何とかしなければと試行錯誤する中、私は「選択理論心理学」を学ぶ機会を得ました。 学ぶことでわかったことは、今まで売上げを伸ばすことに必死なあまり、 社員をモノのように扱ってきたということでした。 選択理論心理学はより良い人間関係を築くための心理学です。 これが転機となり、理念経営、選択理論心理学を活用したマネジメントに着手しました。 社員との会話を増やして相互理解をし、 一人ひとりの“なりたい自分”を明確にし、 職場が自己実現の場所になるよう取り組みました。 すると退職の波は止み、今までよりも社員が自分の意思を持って 主体的に活躍してくれるようになったのです。 これからも塚越屋は、社員と共に【日本一幸せな宿づくり】をしていきたい。 そう考えています。 代表取締役社長 塚越 左知子 |
事業所 | 群馬県渋川市伊香保町伊香保175-1 |
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