私たちは、液体の合成樹脂をいろいろな成形品にするための、硬化特性を付与する調合を主体としている会社です。2018年8月1日にTOMATEC株式会社(旧 東罐マテリアル・テクノロジー株式会社)の子会社となり、東洋製罐(東証一部上場)グループの一員として新たなスタートを切りました。これからも合成樹脂にさまざまな硬化特性をもたせる“カスタマイズ・メーカー”として、独自の技術力を磨き、お客さまの期待に応えていきます。
昭和28年(1953年)の創業時は、印刷インキの製造からスタートしました。その後、時代の変化に応じて新素材の開発と加工技術のブラッシュアップにチャレンジし、お客さまに信頼され、ご満足いただける新しい技術・製品を生み出してきました。「常に新しい価値を創造し、持続可能な社会の実現を希求して、人類の幸福に貢献します。」という東洋製罐グループ経営思想のもと、人々の暮らしをより豊かにし、また環境にやさしい仕組みを拡げ、さらなる発展と進化を目指しています。また、次世代への技術力の継承・発展にも注力し、若手人材の採用に力を入れ、確かな実力を養っていきます。
現在のメイン業務は、不飽和ポリエステル、ビニルエステル、エポキシなどさまざまな合成樹脂に対して、目的に応じて硬化特性を持たせる、という業務です。一見すると難しそうですが、これらの樹脂製品は身の回りに多く見かけることができ、技術次第でさらに広い用途に広がっています。例えば当社の「ゲルコート」というマテリアルは、FRP製品を成型する際に、表面を滑らかに仕上げる被膜材です。当社はそのほか、トップコート、パテ、プライマー、トナー、積層樹脂、機能性樹脂などを展開。海外にないものづくりを目指しているほか、エコ商品として粘土の塗料など、新しい商品の開発・販売にも力を入れています。
製造の現場は若手の比率が高いです。この若手が中心となって、当社が保有するコア技術の発展や、当社にない新技術の導入、そしてこれらを融合させることなどを通じて、新たな価値の創出に努めています。21世紀の前半、さらに大きく飛躍していく科学技術分野として、環境・エネルギー、ライフサイエンス、情報通信などが挙げられています。これらの科学技術分野が飛躍するためには、材料製造技術の革新が不可欠ではないでしょうか。当社はこのような科学技術の根幹となる、材料とその製造技術に関する研究開発のプロフェッショナル集団です。若い力で近未来の産業社会を見据え、それに対するアクションを考え、実行する。当社はそんな会社です。
事業内容 | 合成樹脂の加工並びにFRP資材販売 |
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設立 | 1966年8月(創業1953年) |
資本金 | 1000万円 |
従業員数 | 19名(2021年11月時点) |
売上高 | 510百万円(2021年3月時点) |
代表者 | 代表取締役社長 大竹 浩幸 |
事業所 | 【本社】
埼玉県さいたま市岩槻区上野6-1-11 |
沿革 | 昭和28年 創業
昭和41年8月 設立 平成30年8月1日 TOMATEC株式会社(旧:東罐マテリアル・テクノロジー株式会社)に株式を譲渡 |
ホームページ | http://www.ishikawaink.co.jp/index.htm |