熊本県と鹿児島県を結ぶ第三セクター鉄道会社として2002年に設立した当社。旧国名である「肥後」と「薩摩」の頭文字と甘夏みかんなど柑橘類の産地を走ることから、「肥薩おれんじ鉄道」と名付けられています。現在は、輸送手段として列車を運行するほか、九州西海岸沿いを走る観光列車「おれんじ食堂」の企画・運行も実施。地域に密着した観光や産業活性化の役割を担い続ける鉄道として大きな期待が寄せられています。
2002年に設立し、2004年から熊本と鹿児島を結ぶ列車運行をスタートした当社。地域の通学や通勤を支える第三セクター鉄道会社として地域に貢献してきました。しかし、少子化問題で通学客が減少したり、在宅勤務が増え始めて通勤客が減少したり、乗客数の変動が課題に。そんなときに目をつけたのが「沿線のきれいな景色」。これは観光に使えるのではと考え、全国に先駆けて食堂列車「おれんじ食堂」の運行をスタート。社運をかけての挑戦でしたが、これがヒットし観光客が増加しました。現在は、貸切のスクールトレインなども企画し、修学旅行や社会科見学などにも利用されています。このようにエリアの魅力を活かしたサービス提供を行っています。
観光列車「おれんじ食堂」では、この地域ならではの食材をふんだんに使った料理を提供。また、夕方には夕陽と海のきれいなコントラストを眺めることができます。「鉄道=住民の移動手段」と思われていましたが、その常識を覆し、「観光スポット」としての役割も担っています。この安心・安全な列車運行を支えるのが「鉄道技術職」の仕事。列車の運転業務はもちろん、線路の点検や車両の点検・管理など、自分たちの仕事が安心・安全に繋がっています。縁の下の力持ち的な存在として、日々の運行を支え、お客さまへ最高なサービスを提供するために役立っています。きれいな景色とお客様の笑顔を見ながら、やりがいある事業に携わっていきましょう。
事業内容 | ■旅客鉄道事業
▼肥薩おれんじ鉄道:28駅 有人駅10(八代・日奈久温泉・肥後田浦・佐敷・水俣・出水・西出水・野田郷・阿久根・川内) 無人駅18(肥後高田・肥後二見・上田浦・たのうら御立岬公園・海浦・湯浦・津奈木・新水俣・袋・米ノ津・高尾野・折口・牛ノ浜・薩摩大川・西方・薩摩高城・草道・上川内) ▼観光列車:おれんじ食堂 |
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設立 | 2002年10月31日 |
資本金 | 15億6000万円 |
従業員数 | 130名(2023年1月時点) |
売上高 | 15億2千3百万円(令和2年度実績) |
代表者 | 代表取締役社長 古森美津代 |
事業所 | 本社/熊本県八代市萩原町1丁目1番1号
営業部/鹿児島県出水市上鯖淵717-2 運輸部/鹿児島県出水市上鯖淵712-2 佐敷工務センター/熊本県葦北郡芦北町大字花岡1677-2 阿久根工務センター/鹿児島県阿久根市栄町1 |
企業HP | https://www.hs-orange.com/page1.html |
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